Netflixドラマ「YOU-君がすべて-」のシーズン2が12月26日(木)から配信スタートします!

シーズン1は2018年に公開され、Netflixの中でもカナリ人気のあるドラマになりました。
ストーカー男が一目惚れした女性を自分だけの物にするため、殺人を繰り返していく物語ですが、1話からすっごく面白くて目が離せません。
やっとシーズン2の配信がスタートするので、シーズン1をまだご覧になっていない方のために少し感想とか書いていこうと思います♪
Contents
Netflix【YOU-君がすべて-】シーズン1・簡単なあらすじ
本屋の店長ジョーは、店を訪れた大学院生のベックに一目惚れする。
彼女のクレジットカードからフルネームを知ったジョーは、すぐさまSNSでベックを調べ上げ、彼女の私生活や家の住所までも特定。
ジョーはその日から、異常なまでにベックに執着するようになり、四六時中彼女を監視するようになる。
そんなとき、ジョーは酔って線路に落ちたベックを偶然を装って助ける。
その後、何度かふたりで会うようになり、ベックは誠実で優しいジョーに惹かれ始めてしまう。
ベックには、ろくでなしの彼氏ベンジーという男がいたが、ジョーはベンジーが邪魔になり本屋の地下室に監禁後殺害する。
邪魔者がいなくなり安心するジョーだったが、次はベックの親友ピーチがベックに執着し、支配しようとしていることに気付き、自殺に見せかけ殺害。
親友を失ったベックは、徐々にジョーに対しても心を閉ざすようになり、セラピーに通うようになる。
しかし、それがふたりの関係を更に悪化させ、別れることに。
あれほどまでにベックに執着していたジョーだったが、すんなり別れを受け入れ、すぐにベックとは真逆のタイプの新しい彼女カレンもでき暫くは幸せな日々を送っていた。
そんなある日、ジョーはカレンとのデート中ベックに再会。
ふたりの気持ちにまた火がつき、ジョーとベックは恋人同士に戻る。
しかし、ジョーにフラれたカレンはジョーの元カノ「キャンディス」が行方不明になっていることを調べ、ベックに気をつけるよう警告する。
不安に感じたベックは、自らキャンディスについて調べるもジョーの巧妙なウソに騙され、納得してしまう。
その後、しばらくは幸せの絶頂にいたふたりだったが、ジョーが外出しているとき隣人の子供パコが訪ねてきたことで事態は一変。
ベックは、ジョーがトイレの天井に隠してあった秘密の箱を発見する。
それを見たベックは恐怖で動けなくなり、そしてジョーが帰ってきてしまう・・・
キャスト
ペン・バッジリー(Penn Badgley)
エリザベス・ライル (Elizabeth Dean Lail)
- ヴィクトリア・ペドレッティ
- シェイ・ミッチェル
- ジェナ・オルテガ
- アンバー・チルダーズ
- ジョン・ステイモス
- ルカ・パドヴァン
- ザック・チェリー
Netflixドラマ【YOU-君がすべて-】シーズン1・ネタバレ感想と評価90点
登場人物について
ジョー
自分を育ててくれたムーニーさんから受け継いだ本屋で店長をしているが、子供のころムーニーに地下に閉じ込められた経験があり、大人になった現在も心に闇を抱える。
誰かを好きになると、一途に想い彼女を守るためなら人殺しもやる男。
元カノ、キャンディスの影を引きずりながらベックに夢中。
ベック
作家を目指しながら、SNSで私生活を晒す大学院生。
子供の頃、父親が出ていったことで心に傷を抱えている。
悪い男に引っかかりがちだが、優しいジョーに出会い本気で好きになる。
パコ
ジョーの隣の部屋に住む子供。
パコの母親がDV男と付き合っているため、ジョーはパコを度々守ってあげる。
本が大好きなおとなしい男の子だが、ジョーの犯罪を目撃してしまう。
ピーチ
ベックの親友でジョーを嫌う女。
密かにベックに恋をしており、ベックの気を引くために自殺未遂もやる。
ジョーをライバル視している。
アニカ&リン
ベックやピーチの下品な女友達。
いざとなると、ベックを本気で心配する面もある。
キャンディス
ジョーの元カノ。1年前突然いなくなる。
別れ話を持ちかけ、ジョーに殺されたと思われていたが、10話のラストで登場する。
感想
感想を一言で表すとすれば、”最初から最後まで面白い!!”
ペン・バッジリー演じるジョーはイケメンで優しくて誠実で、全世界の女の子が憧れるような男性ですが、その本性はカナリ粘着質なストーカー男。
そのギャップがまた面白いんですよね^^;
おっちょこちょいな部分もあるけど、見事なまでに陰でこそこそストーキングしてくれるので、見ていて気持ちがよかったです(笑)
ストーカー男の怖さがめちゃくちゃリアルに描かれているので、本来なら怖くて気持ち悪いだけの物語ですが、そこにジョーやベックの心の声が演出として加わることでコミカルさもプラスされています。
まず、このドラマで一番怖いなぁと感じたのがSNSの活用方法。
ベックもフルネームで登録していたことが災いし、あっという間にジョーに家の住所から交友関係、家族について私生活全てを知られてしまいました。
こういう異常で歪んだ心をもった人ってどこにでもいるし、特に女性の方は身元が特定されないような投稿の仕方をしないと危険ですね。
ジョーは、執着心が強くとても恐ろしい男なんですけど、何となく憎むことができません。
ただ一途なんですよね。
自分も一途に愛するから、相手も無償に自分を愛してほしいっていう・・・
自分の元に戻ってきてくれるなら、浮気だって許してしまうほど一途なんです。
まぁ、こういう部分がストーカー気質なんだと思うけど、ただ自分だけを愛してほしくてここまでやるって逆に同情してしまいます。
ルックス的に、ジョーとベックはとてもお似合いで可愛いカップルなんですけど、ベックってジョーが思ってるほどの女性ではないと思うんですけどね。
いつも自分のことばっかりで、ピーチがパソコンを盗まれた件でジョーを疑ったときも、彼女として庇ってあげることすらしなかったし(パソコン盗んだのはジョーだけど。笑)
ジョーがベックの浮気を疑って後をつけたのがバレたときも、偉そうな言い方した割りには結局セラピストと浮気してたし、ベックに対してイライラする場面が多かったです。
最初は、おっちょこちょいなストーカー男って感じで可愛かったけど、徐々に行動がエスカレートしていくのもこのドラマの見どころですね。
と言いつつ、ベンジーのときもピーチの時も行きあたりばったりみたいに殺してるので、無計画過ぎてみていてハラハラしました^^;
このドラマの良かった点は、ジョーが9話までベックに牙をむかなかったところ。
普通のストーカーを描いた物語なら、彼女の浮気が発覚したり別れを告げられた時点で逆上すると思うんですけど、ジョーの場合自分の正体がバレるまでベックを傷つけることは一度もなかったので、どういうラストになるのかと逆に興味をそそられました。
結局、最後はベックもジョーに殺されちゃうんですけど、監禁中に書いた記事が出版され、ベックは死後作家デビューを果たします。
ベック殺害の容疑を憎きセラピストに被せたのは、さすがジョーですね^^;
シーズン1のラストでは、殺されたと思われていた元カノのキャンディスが登場しました。
シーズン2では、キャンディスとの関係、ピーチの親族が雇った探偵らが徐々にジョーを追い詰めていくのかなと想像できます。
あと、パコの存在も少し心配ですね。
ベックが監禁されていた事を知っている唯一の人間なので、もしかしたら逮捕の決め手になったりして・・・。
どんなふうに、ジョーが追い詰められていくのかシーズン2が楽しみです!!
すごく面白いドラマなので、もしよければ是非ご覧になってみてください。
超オススメです★★★