『ホワイトシャーク』は2018年公開のパニックアクション映画です。
動画撮影チームの乗ったセスナが立入禁止海域で故障、海に墜落しホオジロザメの大群に取り囲まれてしまう物語。
大好きなサメの映画ということで、ポイント440円分を使ってU-NEXTで観てみたんですけど、とっても中途半端でチープな映画でした。
映画【ホワイトシャーク】簡単なあらすじ
旅チャンネルを運営している主人公のリンジーたち5人は、岩礁を撮影するために、セスナで立ち入り禁止海域へ向かっていた。
しかし、しばらくしてセスナが故障、岩礁を目前に海に墜落。
リンジーと恋人のセブ、そして友人のカハイアは何とか救命ボートに乗り込むが、その直後ホオジロザメの大群に取り囲まれてしまう。
禁止海域へ向かっていたため、探知されることを恐れた操縦士がレーダーをOFFに設定していたことを知った3人は絶望する。
岩礁に非常用品がある事を思い出したセブは、助けを求めるために泳いでそこへ向かっていた。
しかし、セブの目の前に大きなホオジロザメが現れ、餌食となってしまう。
恋人がサメの餌食となる場面を目撃してしまったリンジーは・・・
キャスト
- オーブリー・レイノルズ
- ジーナ・ヴィットリー
- テイラー・ヨルゲンセン
- ラネット・タッチェル
映画【ホワイトシャーク】ネタバレ感想&評価48点
動画撮影チームたちがサメに襲われる映画ですが、大して怖くなかったし、ハラハラもしませんでした。
旅チャンネルの動画撮影チームということで、たぶんユーチューバーみたいな感じかな。
閲覧稼ぎのために、わざわざ立ち入り禁止の危険な海域へ足を踏み入れようとしたり、自業自得ですね。
ホホジロザメの大群がいる大海原に投げ出されているのに、今話さなきゃダメ?って思うようなしょうもない会話を始めるので、せっかくの緊迫感も全て台無しです。
それに加え、主人公の女の子に関する回想シーンをちょいちょい挟んでくるから、サメに集中できないんですよね^^;
サメの恐怖を描いているのか、主人公の成長物語なのか、いったい何に重点を置いて描いているのかイマイチわかりませんでした。
仲間が次々襲われるシーンも雑だし、ストーリー展開も無茶ぶりが過ぎます(笑)
主人公が救難信号を飛ばし、それを見たボートに乗った男2人が助けに来るけど、女の子たちを助けるのかと思いきや、まさかのサメ退治しようとして海に落下したり、腕食いちぎられたり、一瞬で退場。
シナリオ的にボートが必要だったのはわかるけど、もう少し違うストーリー展開にできなかったのか^^;
主人公たちがサメを殺す方法もスゴイですね。
まず、あんな大きな岩がそう簡単に落ちますか!?って話よ(笑)
しかも、上手いことサメに直撃とか都合良すぎですね。
で、この映画サメよりも主人公の女の子がぶっ飛んでいるので、そっちのほうが見所かもしれません。
最初は、大人しい雰囲気だったのに、仲間がサメに襲われる度に、どんどんクレイジーになっていきます。
最後の方なんて、いつ何をしでかすか分からなかったので、逆にそっちのほうがヒヤヒヤしました(笑)
結局、助かったのは主人公の女の子リンジーのみ。
セスナの操縦士、仲間4人、そして助けに来た男2人みんなサメの餌になってしまいました。
雰囲気的に『ロスト・バケーション』に少し似ていたけど、やっぱり回想シーンが邪魔し過ぎで残念な感じに仕上がっています。
駄作ではないけど、これ観るなら大昔の『ジョーズ』観たほうが面白いかも(^^)