Netflixドラマ「V WARS」シーズン1の配信が12月5日(木)からスタートしました!
人間を吸血鬼に変えてしまう未知のウイルスが急速に拡散され、親友だったふたりが敵味方に分かれ壮絶な戦いを繰り広げるストーリー。
早速全10話観ましたが、ただの吸血鬼のドラマと違い、科学や政府なども絡んでくるので、好き嫌いがハッキリ分かれそうです。
Netflixドラマ【V WARS】あらすじ
大学の研究医として働くルーサーは、連絡が取れなくなっている北極研究所で働くベカニスの様子を見に行くよう頼まれ、親友のマイケルを連れ北極へ向かった。
しかし、研究所の中は物が散乱しており血痕が残されているだけで誰もいない。
ルーサーは、すぐに自分たちが正体不明のものに感染したことに気付く。
ふたりは隔離され繰り返し検査を受けるが、病原体は何も発見されず、家族の元へ帰るように言われる。
暫くして、マイケルの体調が徐々に悪化していき、ある夜ルーサーはマイケルから助けて欲しいと電話を受ける。
言われた住所に行ってみると、そこにはパニックになったマイケルと惨殺された女の死体があった。
しかし、マイケルは聴覚と視覚の異常で記憶が途切れて何も思い出せない。
警察を呼ぼうとするルーサーだったが、マイケルに懇願され一緒に死体の始末を手伝ってしまう。
翌朝、自分が犯した罪に耐えられなくなったルーサーは、全てを妻のジェスに打ち明け自首を決断し警察署へ向かった。
刑事と話をしている時、マイケルが女性を襲おうとし逮捕され、そこでルーサーが自首して自分を裏切ったことを知る。
直後、マイケルは吸血鬼に姿を変え、警察官数人を殺害し逃げる。
ルーサーは、裏切られたと思いこんでいるマイケルが妻のジェスや息子のデズに危害を加えるのを恐れ、自宅へ向かった。
そこで、ルーサーは吸血鬼になった妻のジェスを息子を守るために殺し逮捕されてしまう。
しかし、国家安全保障省(DNS)がルーサーの身柄を確保しにやってきて、クレア・オヘイガン長官と、科学担当次官のカリック・二クロスに会い、感染の原因究明と治療法を研究することを条件に刑務所行きは免れた。
ルーサーは、元同僚のテリーザを政府の施設に呼び、一緒に研究を繰り返した。
そんなとき、何かに気付いたオヘイガン長官の乗った車が爆破され殺害される事態が発生する。
そして、ルーサーとテリーザもある遺伝子の異常を発見、NH47を持つ人のみが感染するという事実が分かった。
息子のデズが体調悪化で苦しみだし、デズがNH47の遺伝子を持つことがわかった為、ルーサーはテリーザに息子を昔の知り合いで医者のパムーチのところへ連れて行くよう頼む。
しかし、すでに吸血鬼となっていたパムーチにテリーザが殺され、デズはひとりで逃げ生みの母親レイチェルの所に身を寄せた。
一方のマイケルは、吸血鬼仲間(ブラッド)を増やし、ブラッド王国のリーダーとなっていく。
人間たちと共存したいブラッド王国側だったが、DNSはブラッドたちを収容所へ送り皆殺ししようと考えていた。
DNSの企みに反対だったルーサーは、上院議員のサーシャの元へ行く。
サーシャは、DNSのの悪事を暴こうとしている女性だ。
そして、ルーサーとマイケルは交渉のために再会、停戦協定を結んだ。
政府は、吸血鬼のために無料でブラッドサブという偽血液を配布、しかしそれを口にした吸血鬼たちが次々と倒れる事態が発生し・・・
キャスト
イアン・サマーホルダー(Ian Somerhalder)
エイドリアン・ホームズ(Adrian Holmes)
ローラ・ヴァンダーヴォード(Laura Vandervoort)
ジャッキー・ライ(Jacky Lai)
シドニー・マイヤー(Sydney Meyer)
マイケル・グレイアイズ(Michael Greyeyes)
キンバリー=スー・マーリー(Kimberly-Sue Murray)
カイル・ブライトコフ(Kyle Breitkopf)
- ピーター・アウターブリッジ
- キャンディス・マクルーア
- グレッグ・ブリック
- テディ・モイニハン
- テッド・アザートン
- ジョナサン・ヒギンズ
- ニッキー・リード
- サマンサ・リアナ・コール
Netflixドラマ【V WARS】ネタバレ感想&評価61点
まず、率直な感想として疲れました(ToT)
いろいろ登場人物も多いですし、主人公のルーサーが大学の研究医ということもありちょっと難しかったです。
気楽にぼーっと観れないドラマって感じですかね^^;
登場人物の紹介
ルーサー
大学で研究医として働く。
妻のジェスと前妻レイチェルとの子デズと暮らしていた。
そして、マイケルの親友。
マイケル
ルーサーの親友。
感染し吸血鬼になったことでDNSから追われる。
その後、ブラッド王国のリーダーとなる。
デズ
ルーサーとレイチェルの一人息子。
未知のプリオンに感染したものの唯一発症しなかった人間。
ジミー
FBI麻薬取締官として潜入捜査していた時に、町で吸血鬼による殺人が多発し任務が変更される。
ルーサーと共に行動する。
ダニカ
マイケルの元彼女で、感染後ブラッドになり姉のミラを襲う。
その後、ブラッド王国でマイケルと再会し、恋人関係に戻る。
ミラ
ダニカの姉で、人間を襲わず血液パックを飲む女。
感染させられたことを恨み、ダニカの元へ。
エヴァ
マイケルにブラッド王国を作るよう提案した19才。
ダニカにマイケルを奪われ、仕返しに2人を殺そうとする。
そして、ブラッド王国の副司令官に。
ケイリー
レヴェリークスというブログの管理者で、政府の悪事を暴こうとし、一緒に行動を共にしていたヤーゲンがDNSに殺され、復讐しようとする。
その後、マイケルに会い、世界に向けて政府が行っている悪事を配信。
二クロス
科学担当次官で黒幕の男。
収容所でブラッドたちを皆殺しにしようと試みる。
サーシャ・ジルー
上院議員でDNSがやっている違法行為と収容所の告発をしようとルーサーに頼む。
サーシャの娘もブラッド。
感想
未知のプリオンが一気に拡散していき、NH47という遺伝子を持つ人間が感染するとブラッドと呼ばれる吸血鬼に変わります。
ルーサーとマイケルは同時に感染しましたが、ルーサーはNH47の遺伝子を持っていなかったため発症しなかったということです。
ゾンビみたいに首元を噛みちぎり血を飲むんですけど、人間として完全に正気が失われるわけではないんですね。
普通の人間と変わらず話もできるし、恋や嫉妬もします。
誰がブラッドなのか分からないという部分が問題点で、本当は人間なのに間違って殺されてしまったり、政府が収容所を作りブラッドらしき人間たちを皆殺しにしようとしたり。
ルーサーとマイケルが北極研究所で感染したことが始まりなんですけど、それが政府を巻き込んでドロドロの展開になっていきます。
黒幕は、科学担当次官のカリックス・二クロスという男でオヘイガン長官も殺害しています。
ドラマなので仕方がないと言えばそれまでですが、物語のテンポが遅く、同じような展開が繰り返されるので少し飽きますね^^;
ラストもまた息子デズが二クロスたちにさらわれ、唯一発症しなかった遺伝子を持つことから色々な実験台に使用されそうになります。
ここから先は、シーズン2に続くのですがルーサーとマイケルの関係も気になります。
もともと、マイケルはルーサーに頼まれて一緒に行った場所で感染したわけですし、発症したのも彼だけでDNSから追われ可哀想に感じました。
最初の数話はマイケルがひとり逃げるシーンが多いけど、途中からブラッド仲間や元カノとも再会し、孤独から抜け出すことができて良かったです。
個人的に好きなキャラは、FBIのジミーと人間を襲わないダニカの姉ミラ。
人間を襲おうとしているブラッドは殺すけど、感染していない人は襲わず、血液パックを飲んで空腹を満たしています。
ミラが血液パックをコップに入れて飲むシーンは、見ているだけで胃がムカムカして胸焼けしそうでした(笑)
ただ、捜査のために訪ねてきた女の刑事エリスと恋に落ちる展開は安っぽかったですね。
さっき出会ったばかりで何でこういう展開になるかなーと思いながら観てました^^;
結局、エリスに自分がブラッドだとバレてしまい逃げられ、妹のダニカに対し更に憎しみが湧きます。
ミラがダニカを見つけ撃とうとするシーンがありましたが、銃声だけで本当に殺されたのかハッキリしませんでした。
たぶん、殺されてなくてシーズン2でひょっこり登場しそうな気がしますが、どうなんでしょうか。
単純なストーリーではないので少し難しいですが、科学や吸血鬼などの物語が好きな方なら楽しめる作品だとおもいます。
Netflix新作ドラマなので、よければ是非ご覧になってみてください!