今回は、2018年公開の映画「トゥルース・オア・デア 〜殺人ゲーム〜」を観た感想です!
悪魔が憑依したゲームだと知らず、参加した大学生たちが殺されていく物語。
Netflixの新着に上がってたので観てみたんですけど、予想よりも面白かったです。
ただ、後味の悪いラストのせいか評価は低いようですね。
映画【トゥルース・オア・デア 〜殺人ゲーム〜】あらすじ
主人公オリヴィアは、大学生活最後の春休みを過ごすため、友人たちとメキシコ旅行へ出かけた。
旅行最終日の夜、バーでカーターという男に出会ったオリヴィアたちは、彼に付いて廃墟の教会へ。
そこで、カーターに勧められるがまま、”真実or挑戦”ゲームをやることに。
最初は盛り上がっていたオリヴィアたちだが、カーターに順番が回ってくると、その空気が一変する。
真実を選んだカーターは、自分の命を守るため見ず知らずのオリヴィアたちを騙しこのゲームに参加させたと告白。
カーターの話によると、挑戦を拒否したり、真実を隠すと必ず死ぬというゲームだった。
そして、アメリカに帰国し日常生活に戻ったオリヴィアたちの元に、悪魔が姿を現そうとしていた。
キャスト
監督 ジェフ・ワドロウ
- ルーシー・ヘイル
- タイラー・ポージー
- ヴァイオレット・ビーン
- ヘイゼン・セットー
- ランドン・リブロン
- ノーラン・ジェラード・ファンク
- ソフィア・テイラー・アリ
- サム・ラーナー
映画【トゥルース・オア・デア 〜殺人ゲーム〜】ネタバレ感想&評価77点
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悪魔が憑依したデスゲームだと知らず、それに参加した大学生たちが悪魔の餌食になっていくホラー映画です。
テンポよく進むし、グロシーンもあってけっこう面白かったと思うんですけど、一般的な評価は低めなようです。
とにかくこの映画見て改めて思ったのが、知らない人には付いて行かないってこと!
主人公のオリヴィアが知り合ったばかりのカーターに(´∀`*)ウフフ♥ってならなければ、こんなことにならなかったわけだし。
ストーリーも、そのオリヴィアの秘密が友人関係を更に複雑にしているようで、悪魔に殺されるより親友との関係がめちゃくちゃになっていく方がエグかったですね。
比較的安全そうな真実を選んだとしても、悪魔が投げかけてくるのは、友人関係が破滅するような質問ばかりなのね。一番エグイなと思ったのが、オリヴィアの親友マーキーの父親が自殺した真相かなー。
もし、自分がマーキーの立場であの真実聞かされたら、もう親友でいることなんて不可能だと思う。
このような主人公オリヴィアと親友マーキーの友情が試されているようなシーンがすごく多かったです。
悪魔が取り憑いたゲームのルールはこんな感じ↓
真実を言わなかったり、挑戦を拒否、失敗すると必ず死ぬ。
真実を選ぶことができるのは、連続2人まで、3人目は強制的に挑戦へ。
ゲーム止める方法はただひとつ。
悪魔を解放してしまった者だけが、壺に舌を捧げることで悪魔を封印できる。
オリヴィアたちをゲームに誘った男カーターも、以前友人たちとあの廃墟の修道院を訪れていたんですね。そこで、カーターは悪魔が封印された壺をうっかり割ってしまったまま、友人たちとゲームを始めたことで、悪魔がそのゲームに乗り移ったみたい。
結局そのカーターも殺されちゃうし、ゲームを止める最後の砦が無くなってしまったわけでしょ。どうやって終わりにするんだろう?って不思議だったんですけど、まさかあんなラストだとは・・・ww
主人公がYouTuberだからこそのオチだけど、最後の締めが最悪でしたね。
良い具合にハラハラ・ドキドキするし、ストーリーテンポも悪くないのに、結局評価が低くなった原因ってラストのせいだと思うんですよね。
カーターも頑張って舌半分切ったんだし、ルーカスも残された女子ふたりを傷つけまいと自ら死ぬこと選んだんだから、そこは悪魔封印しろよ!!!って感じだったw
悪魔を封印することが永遠に不可能となってしまったわけですが、ラストのあのシーン、映画「リング」の松嶋菜々子が我が子を救うために、実父に呪いのビデオを見せようとした流れに似てたと思う。
自分や愛する人を守るには、他人を犠牲にするしかないってやつです。
リングの場合、相手は年老いた父親ひとりだったけど、本作では自分の動画を閲覧している人たちみんなですからね。
何も知らない人たちを巻き込んだ主人公の身勝手さが反感買ったんだろうなw
それにしても、”真実or挑戦”ゲームなんてよくやるわー。
海外の若者の間では定番ゲームなのか、この手の映画では頻繁に登場しますが、こんなのやったら間違いなく友達との関係にヒビ入りそうw
そう言えば!悪魔が取り憑いた変顔も見どころのひとつですよ(^^)
CGだろうけど、口角の上がり方がハンパなくて、見るとしばらく忘れられないかもww