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Netflix映画【タイガーテール -ある家族の記憶-】は単調だけど切なすぎる!あらすじネタバレ&感想

Netflix映画【タイガーテール -ある家族の記憶-】

Netflix映画『タイガーテール -ある家族の記憶-』の配信が4月10日(金)からスタートしました!

昔の恋と台湾からアメリカへ渡った若かりし頃の思い出、そして疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする男の物語。

すごく単調な物語ですが、意外と観れる映画でした!

Netflix映画【タイガーテール -ある家族の記憶-】あらすじ

祖父母の家に預けられたいた少年時代、主人公のピンルイは近所に住む少女ユエンと出会う。

年月が経ち、母親のもとで暮らすようになったピンルイは街で偶然ユエンと再開し、ふたりが惹かれ合うのに時間はかからなかった。

その頃、貧しい暮らしを送っていたピンルイは、母親と共に工場で働いていたが、アメリカへ移住し母親を楽にさせてあげたいという夢があった。

 

ピンルイは、工場の社長から娘のジェンジェンを紹介されるが、彼が愛する女性はユエンひとりだった。

そんなある日、母が工場の機械に手を巻き込まれ怪我を負ってしまう。

母を心配するピンルイは、一人前になり母を楽させてあげるために、社長の娘ジェンジェンと結婚し、アメリカへ渡ることを決意する。

しかし、ピンルイはユエンに合わす顔がなく、何も言わずに去ってしまう。

キャスト

  • ツィ・マー
  • クリスティン・コー
  • リー・ホンチー
  • ヘイデン・セットー
  • リ・クンジュン
  • フィオナ・フー
  • ジェームズ・サイトウ
  • ジョアン・チェン

Netflix映画【タイガーテール -ある家族の記憶-】ネタバレ感想&評価82点

愛する女性を捨て、別の女性と共に台湾からアメリカへ渡った男性と家族の物語。

全然期待せず観た映画だったんですけど、けっこう楽しめる作品でした。

ただ、胸が痛くなりそうなほど切ないストーリーです。

物語は、現在と過去を行き来しながら進んでいきます。

主人公の少年と母は、とにかく貧しい生活だった為、早く母を楽させてあげたいという気持ちから彼女を捨てて、社長の娘を選んでしまうわけですが、何の共通点もない、そもそも愛し合ってもない二人が上手くいくはずありませんね。

アメリカへ渡り、一生懸命働き、人並みの生活ができるくらいまでに成長しますが、愛する女性を捨ててしまった後悔と、アメリカでの厳しい生活が優しかった青年を変えてしまいます。

家族さえも思いやることができなくなった夫に我慢の限界だった妻は、離婚を切り出します。

映画の中盤は、主人公よりも妻の方が可哀想だなぁと思いながら観ていました。

だって、父親に無理やり結婚させられ、異国の地へ連れてこられ、貧乏生活を強いられ、とどめを刺すように夫がどんどん冷たくなっていき、家政婦のように扱われるとか辛すぎますね。

おまけに、『もともと望んでなかった結婚だ』なんて言われたら、自分の人生何だったんだろうと考えてしまいます。

 

主人公がこんな風に変わってしまったのって、やっぱり愛する女性を捨ててしまった後悔が一番大きかったのかなと。

それに加え、母を楽させるために結婚したのに、嫌がってアメリカへ来なかったり、結局主人公自身も結婚した理由が見えなくなってしまったのでしょう。

それで、特に娘のアンジェラとの溝がどんどん大きくなってしまいます。

少し勘違いしていたんですけど、かつて愛した女性との物語ではなく、主人公と娘との関係修復がメインテーマとなっております。

妻が出ていき、母親も亡くなったあと、主人公はFacebookで昔の恋人ユエンを発見、メッセージを送ってみると、すぐに本人から返事が帰ってきます。

このシーンまで、ずっとしかめっ面のおじさんだったのに、一気に表情が緩んで、どれほど嬉しいのかが伝わってきますね^^;

あの時に戻ったと言うか、きっとこれが本来の主人公の姿なんだろうなと思います。

現在は、メリーランド州で暮らすユエンですが、2人は数十年ぶりに再会。

中華料理店で食事をしながらお喋りする2人を見ていると、当時の映像を見ているようで素敵でした。

でも、やっぱり夫がいるんですね(*_*)

微妙にショックをウケる主人公・・・

娘との関係よりも、このシーンが一番胸が痛かったです(笑)

もしもあの時、台湾に残って彼女と結婚していれば、貧乏ながらももっと幸せな別の人生があったかもしれないのにって、どうしても考えてしまいます。

その時は、それがベストだと思って出した答えでも、年月が経ち自分の決断が間違っていたことに気付くことってありますよね。

だけど、もう手遅れでどうしようもできないみたいな・・・。

縁があれば何度でも巡り合うっていうけど、やっぱりこういう展開はとても切ないし悲しいです。

主人公と娘の関係も、劇的に修復されたわけではないですが、最後は娘を台湾へ連れていき、昔の思い出を聞かせてあげます。

あれほど拗れてしまった関係を修復するのは簡単ではないけど、いつかわかり合える日が来ればいいなーと思います。

中高年の方にもオススメの映画です!

新作なのでよければ是非♪