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映画【三度目の殺人】結局犯人はだれ?モヤモヤするけど面白かった・ネタバレ感想&評価

10月26日(土)にフジテレビ系の土曜プレミアムで【三度目の殺人】が放送されるということなので、U-NEXTで先に観ちゃいました!

監督は「是枝裕和」、主演は「福山雅治」の法廷サスペンス映画です。

法廷映画みたいな小難しい作品はあまり好きじゃなく、『三度目の殺人』も今回初めて観たんですけど、休憩を入れることなく最後まで観れました。

ストーリーが120分と長く全体的に暗い+ラストがすっきりしないため、この作品は好き嫌いがはっきり分かれるとおもいます。

映画【三度目の殺人】あらすじ

解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された三隅。犯行を自供し、殺人の前科もあった三隅の死刑はほぼ確実。弁護を担当することになった重盛は、無期懲役に持ち込むため調査を始めるが、調査を進めるにつれ、重盛の中に違和感が生まれていく。 引用:U-NEXT

キャスト

監督 是枝裕和

  • 福山雅治
  • 役所広司
  • 広瀬すず
  • 斉藤由貴
  • 吉田鋼太郎
  • 満島真之介
  • 橋爪功

映画【三度目の殺人】ネタバレ感想

感想を一言で表すと、重くて暗い。盛り上がり場面とかほとんどないけど、見え隠れする犯行の動機が徐々に明らかになるから面白い。

難しい法廷サスペンスですが、演出とか俳優陣の演技力の高さのおかげで、最後まで飽きずに観れました。

特に、役所広司さんの演技がよかったです。
三隅の供述が二転三転するのも、本当に「この人何考えてるんだろう?」って視聴者に思わせる演技は大したものです。

スローな法廷映画ですが、その中で弁護士がどのような戦略で裁判に臨んでいるのかなども詳しく描かれています。

皆が皆ではないのかもしれないけど、弁護士っていうのは事実を捻じ曲げてでも減刑に持ち込んだり、反省してない人間に反省したフリをさせたり、結局真実よりも勝つことが優先なのかなと思いました。

福山雅治演じる重盛も、最初は勝つことしか考えてない本当の事なんてどうでもいい感じの弁護士だったけど、三隅に面会するごとに真実はどこにあるのかと考えるようになります。

長いストーリーももう少しで終わるっていうラスト30分で、今までの供述が一転、三隅は「やってない」と言い出します( ゚д゚)ハッ!

「やってない」と言い出したものの、映画は盛り上がりなく終わってしまいましたけど(笑)

結局、真実はわからないままですね。

真相は?

1.咲江を証言台に立たせないように、三隅がウソをついた。
2.咲江と三隅は、本当は共犯だった。
3.やったのは咲江だった。

咲江が父親に性的虐待をされていることを知った三隅は、怒り工場長である咲江の父親を殺した。

咲江が三隅の減刑のために、裁判で性的虐待の事実を証言しようとしたため、咲江を守るために供述を一転させたというのが自然だと思いますけど、

ふたりが事件現場で顔に血を付けていたシーンもあったし、結局最後まで結論が出ないように作ってるのかな。

1回観ただけで全て理解するのは無理でしたが、映画のタイトル【三度目の殺人】とあるように三隅サイドから描かれているのだとおもいます。

一度目の殺人⇒30年前の強盗放火殺人
二度目の殺人⇒元工場長で咲江の父
三度目の殺人⇒減刑ではなく自分で死刑を選んだこと

誰かを傷つけてしまうから生まれてこないほうがよかった。と最後の場面で三隅は言っているので、やっぱり咲江をこれ以上傷つけないためにこの方法を選んだのかなと思いました。

それにしても、司法のあり方も怖いですね。

「やってない」と訴えても、裁判官や検察、弁護士らは法廷経済や自分たちのスケジュールを優先して真実をみようとしない。

この映画の場合、三隅には30年前に強盗放火殺人でふたりを殺した前科があるので、それも考慮された結果なのかもしれないけど、目撃者もいない状況証拠のみで死刑判決なんて怖すぎます。

こんな風にして、冤罪が生まれるのかなと思いました。

まとめ&評価55点(100点中)

こういうラストがすっきりしない映画って好きじゃないんですけど、役所広司さんのおかげか割と最後まで楽しんで観れました!

真相がわからず最後までモヤモヤですが、解釈は人それぞれなので、最初から答えがないつもりで見れば良いとおもいます。

それでは、また(^o^)/