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ネタバレ感想 映画【スノーマン 雪闇の殺人鬼】脚本は滑ってるけど北欧風景がキレイだから楽しめる

スノーマン 雪闇の殺人鬼

今回は、2017年製作の映画「スノーマン 雪闇の殺人鬼」を観た感想です!

ノルウェーで猟奇連続殺人が発生、かつて伝説と呼ばれた刑事が被害者たちの共通点をたどりながら犯人を追う物語。

Netflixの新着に上がってて、面白そうだったので観てみました。

大したストーリーではないんですけど、豪華キャストと美しい風景のおかげでそこそこ楽しめましたよ(^^)

映画【スノーマン 雪闇の殺人鬼】あらすじ

雪に覆われたノルウェー・オスロ。

ある日、大学講師の女性ビルテが幼い娘を残したまま行方不明になる事件が発生。

捜査に乗り出したのは、かつて伝説と呼ばれた刑事ハリーと、ベルゲン署から転任してきたばかりのカトリーネだが、ふたりはビルテの事件をキッカケに、数年の間に同類の未解決事件が発生していることに気付く。

そして、事件は必ず雪の降る日に発生し、現場には不気味な雪だるまが残されていた。

新たな女性シルヴィアが行方不明となったことで、ハリーたちは通報のあった女性の自宅を訪ねるが、本人は失踪などしていない。

しかし、2人が帰ったあと彼女の自宅から再び通報が。

慌てて彼女の自宅に戻ったハリーたちは、無残に殺害されたシルヴィアの遺体を発見する。

キャスト

監督 トーマス・アルフレッドソン

  • マイケル・ファスベンダー
  • レベッカ・ファーガソン
  • シャルロット・ゲンスブール
  • クロエ・セヴィニー
  • トビー・ジョーンズ
  • ヴァル・キルマー
  • J・K・シモンズ
  • デヴィッド・デンシック
  • ジェームズ・ダーシー
  • アレック・ニューマン

映画【スノーマン 雪闇の殺人鬼】ネタバレ感想&評価66点

 

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ノルウェー・オスロを舞台にしたサスペンス・スリラー映画です。

全世界で累計2000万部を突破したノルウェーの作家ジョー・ネスボのベストセラー、「ハリー・ホーレ刑事」の第7作目「スノーマン」が原作となっております。

監督は、2011年の映画「裏切りのサーカス」で知られるトーマス・アルフレッドソン。製作総指揮には、「タクシードライバー」や「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマーティン・スコセッシの名も。

主演は、「X-MEN」シリーズや映画「スティーブ・ジョブズ」などで知られるマイケル・ファスベンダー

ヒロインは、「ミッション・インポッシブル」シリーズなどで知られるレベッカ・ファーガソン

ベストセラー小説が原作、製作総指揮にマーティン・スコセッシ、そして名の知れた豪華キャストが勢揃いということで、ついつい期待し過ぎてしまいました(悪い癖です)

結論から先に言うと、ストーリーよりも、北欧の雰囲気とレベッカ・ファーガソンの美しさが目立つドラマ風の映画でした。

とにかく北欧の美しさがすっごい感じられるので映像だけでも十分楽しめるんですよ!
北欧が舞台の暗くて色のない映画やドラマが大好きだから、風景だけでワクワク(^^)

登場するアパートの外観もお洒落だし、北欧インテリアも素敵過ぎて観てるだけでテンションMAX↑↑

猟奇的殺人がメインとは言え、間違いなくコーヒーとクロワッサン食べながら観たい映画です。

で、美しい風景とは対象的に、肝心なストーリーの方は大して面白くなかったです。

雪に覆われたノルウェーで連続猟奇殺人事件が発生、クセのありそうな刑事が捜査にあたるというありがちな話なんですけど、その割に120分と長めだから、ボーッとしながら観てると置いてけぼりになります。

犯人を隠すためか、どうでもいい人物をゴチャゴチャ登場させて、やたら複雑そうに描いてるので、それが観てて一番しんどかったかなー。

ワイヤーで首切断されたシルヴィアの双子の妹を意味ありげに登場させたり、犯罪の裏に大物が隠れているとにおわせたり、単純なオチなのに、視聴者をわざと混乱させようとしてる演出が余計だったかなと。

だいたいさぁ、J・K・シモンズ演じるステープって男一体何だったの!?
あれだと、ただのスケベジジイで終わってるやんww

泣きながらおっ○いの写真撮られてた女の子も何かあるのかと思いきや、全然だしどうでもいいシーン多すぎるって・・・。

しかし、この映画ね、ホント面白ろないわって感じた一番の理由は、ハリー・ホーレという主人公に全く魅力を感じないところなんですよ。

ハリー演じるマイケル・ファスベンダーは渋くてカッコイイんですけど、主人公としてのパンチが全然効いてなくて、なんなら脇役でもおかしくないんじゃない?ってレベル。

主人公はアル中なんだけど、なぜそういう状況に陥ったのか背景を見せてないし、アル中になる前、伝説の刑事と呼ばれてたという部分も、そう感じさせるものやオーラが全然なくて、主人公の世界に入ることができなかったです。

伝説の刑事とか言われながら、そこまで仕事に対する熱が感じられないし、彼に魅了されるような要素が何ひとつないんですよね。元伝説の刑事って言葉だけが独り歩きしてるみたいな感じかなー。

主人公よりも、レベッカ・ファーガソン演じる刑事カトリーネの方が父親を殺されただけあって、捜査に対するやる気は感じられたけど、彼女も途中から勝手に暴走したり何かいろいろ残念な感じでした。

で、昔父親が殺されたというだけで、カトリーネの生い立ちなんかもちゃんと描かれてなかったでしょ。私たちが知らされるのは、カトリーネが殺された刑事の娘だったという事実のみなので、彼女に対しても感情移入するまでには到らず。
そして、そのまま退場だからすっごい微妙な役柄だった。

それに、主人公の元妻とその息子、元妻の今彼(犯人)、そこに主人公も加えてしまう感じが、刑事と犯人を無理やり繋げてるみたいでストーリーの雑さを感じた。

あと、犯人の動機はなんとなく理解できたけど、毎回雪だるまを置くのはなぜだろう。
映画の序盤でヨーナスという男に親子共々捨てられたとき、雪だるまが近くにあったけど、それが原因??

にしても、いまひとつ雪だるまと殺人が結びつかないし、殺害した遺体をバラバラにするのも意味不明。

ただ、殺しの手口はけっこうエグイと思うんですよね。
一瞬で骨まで切り落とすワイヤー使うのが斬新だし、その部分はけっこうドキッとしたけど、やっぱり脚本がイマイチ過ぎて残念だったわ。

トーマス・アルフレッドソンが監督を務め、出演も豪華キャストが名を連ねているのに、なんでこんなに面白くないのか、パッとしないのか不思議だったんですよね。

で、調べてみたら、まさかの未完成作品でした!!
というのも、スケジュールの調整が合わず最後まで撮り終える前に撮影の打ち切りが決定して、重要シーンとか撮れないまま世に出しちゃったみたいww

だから、どうでもいいシーンが異様に長く肝心なシーンが飛び飛びだったんでしょうね。

こういう理由なら脚本がイマイチなのも納得納得ww

話は変わって、この映画観てレベッカ・ファーガソンの可愛さに気付いた人多いと思うんですよ!

ハリーとカトリーネが喫煙所で出会うシーン、あの時のレベッカ可愛すぎる♥
あんな人目の前にいたら絶対一目惚れしちゃうレベルよ。

あのふんわりした感じの髪型めっちゃ可愛いし、派手じゃないラフな服装も似合ってた。

レベッカ・ファーガソンって前髪あるほうが絶対可愛いですよね。
死に顔まで美しくて、脚本が滑ってても最後までニタニタしながら観れましたw

ここからは、ネタバレですが犯人は主人公の元妻の今彼で医者のマティアス。
映画の冒頭に登場した少年は、子供時代のマティアスですね。

母とマティアスの元を度々訪れるヨーナスというジジイがいましたが、母は彼の浮気相手でマティアスは、そんな男との間に望まれずしてできてしまった子供だったのです。

望んでいなかったのは、母ではなく男の方だったわけですが、あんな形で母親を亡くし、自分は望まれず生まれてきた子なんだと思い込んだマティアスはそのまま成長し医者に。

妊娠していながら夫と不仲の女性や、人工妊娠中絶を望む女性など、明らかに望んだ妊娠ではない自分の患者たちを殺害していたのでした。

カトリーネの父で元刑事のラフトーも捜査を進める中で、マティアスに近づきすぎたことで殺害されたのでしょう。

最後に、彼女であるラケルとその息子オレグを誘拐し襲った理由も、オレグの父親が誰なのか不明だったから。父親がいなくても望まれて生まれてくる子供は大勢いますが、マティアスにとってみれば、どの子供も自分と重なる部分があって、そんな母親たちが許せなかったんでしょうね。

ラストは母が亡くなった凍った湖に、自らも転落して亡くなりました。

ヴェトレセンって名前の医者とか、J・K・シモンズ演じるスケベジジイも結局事件とは関係なかったということなのね・・・。

全然面白いストーリーではなかったけど、街の景色とレベッカが綺麗だからもう一回観たいなと思える作品でした!!

北欧の雰囲気が好きな方なら、映像だけでもけっこう楽しめると思います。