今日、10月18日(金)からNetflixにて『ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-』が配信開始されました!
『ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-』は、2016年、世界を大きく揺るがした大事件「パナマ文書」を題材に制作された映画です。
監督は、オーシャンズ11などで知られるスティーブン・ソダーバーグ。
メインキャストは、メリル・ストリープ、その他にゲイリー・オールドマンやアントニオ・バンデラスなどの名優も名を連ねています。
『パナマ文書』という言葉は知っていても、何のことだかサッパリという方も多いと思いますが、この映画を観るとある程度の内容は理解できるかなとおもいます。
Netflix【ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-】簡単なあらすじ
エレンは、夫と一緒に乗船した船で横転事故に合い、夫を亡くした。
保険には加入していたが、それは架空の保険会社だったことを夫を亡くした後に知り、
保険詐欺に合ったことに気付いたエレンは、独自調査を続け世界各国の大富豪の資産隠しを手助けしている、パナマ在住の2人の弁護士モサックとフォンセカの存在に気付く。
キャスト
監督 スティーブン・ソダーバーグ
- メリル・ストリープ
- ゲイリー・オールドマン
- アントニオ・バンデラス
- ジェフリー・ライト
- ロバート・パトリック
- デヴィッド・シュワイマー
- シャロン・ストーン
感想・演出に凝ったお洒落な映画
誰だか分からない登場人物が多いので、ある程度集中して観ないと置いてけぼりになるかも。
まず、映画の演出というか構成がオシャレ。
チャプター分けされていて、モサックとフォンセカの語りでストーリーが進んで行きます。
語る場所もいろいろ、縄文時代みたいな場所だったり、ビーチにある小さなボックスに2人仲良く座っていたり、牢屋の中だったり・・・
プライバシーを考えてか、火起こししている人たちの目を隠してるのとか、色々凝ってます(笑)
それで、とにかくメリル・ゲイリー・アントニオの3人がすごく可愛い!!
パナマ文書って難しい印象があったけど、凝った演出と2人の軽やかな語り口、そしてメリルのすっとぼけた可愛さのおかげで、最後まで退屈することなく観れました。
ただ、ボーッとしながらみてると、あれ?何の話だっけ?ってなるので集中力は必要ですね。
これ映画だから、オシャレだの、可愛いだのいいながら見えるけど、実際に自分の身に降り掛かったら本当に笑えないとおもいます。
エレンのように死亡事故に巻き込まれても、保険会社自体が架空だったら、質問もできない、責任を負うものもいないって怖ろしすぎます。
脱税は犯罪だけど、節税は合法ってのも行き過ぎると怖いですね。
監査から資産を守るためにオフショアで、ペーパーカンパニーを供給して資産を守る、28万5千社が登記されていたっていうのにも驚きます。
映画自体は、ブラック・コメディっぽく描かれていますが、やっぱりパナマ文書を題材に作られているので内容は若干難しかったです。
まとめ&評価52点(100点中)
パナマ文書流出事件のことをよく知らない方は、この映画を観るとパナマ文書が何かを理解できるとおもいます。
最後のメリル・ストリープの演説も見所です!!
Netflixで配信開始されたばかりなので、気になる方は是非ご覧になってみてください♪