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Netflix映画【アイリッシュマン】ネタバレ感想&評価・見応えありだけど虚しさが残る作品

Netflix映画「アイリッシュマン」の配信が本日11月27日(水)からスタートしました!

伝説的マフィアのラッセル・バッファリーに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長のジミー・ホッファを含む数々の殺人に関与したフランク・シーラン(アイリッシュマン)の半生が描かれています。

ストーリーは、フランク・シーランの回想形式で描かれており、1940年代から現在を行ったり来たりしながら進んでいきます。

3時間半と観る前から躊躇しそうな長さですが、結論から言うと見ごたえがあり意外と面白かったです。

Netflix映画【アイリッシュマン】簡単なあらすじ

フランク・シーランは全米トラック運転組合(チームスター)の一員として長らく活動していたが、その傍らでブファリーノ・ファミリーと共に犯罪行為に手を染めていた。
ファミリーの依頼で人殺しも行ってきたシーランだったが、彼が関与した事件の中にはジミー・ホッファの暗殺も含まれていた。 引用:Wikipedia

キャスト

監督 マーティン・スコセッシ

  • ロバート・デ・ニーロ
  • アル・パチーノ
  • ジョー・ペシ
  • ボビー・カナヴェイル
  • レイ・ロマーノ
  • ハーヴェイ・カイテル
  • スティーヴン・グレアム
  • ドメニク・ランバルドッツィ
  • アンナ・パキン
  • ジェレミー・ルーク
  • ジョゼフ・ルッソ
  • キャスリン・ナルドゥッチ
  • JCマッケンジー
  • クレイグ・ヴィンセント
  • ゲイリー・バサラバ
  • ウェルカー・ホワイト
  • ジェシー・プレモンス

Netflix映画【アイリッシュマン】ネタバレ感想

 

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The Irishman. In select theaters November 1st and on Netflix November 27th.

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マーティン・スコセッシが監督をとり、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシの共演ということでマフィア映画ファンにとっては興奮するような作品。

名俳優の共演ということでカナリ前から話題にもなっていましたね。

わたしは特別ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノのファンでもないし、マフィア映画もそんなに観ないので、この作品は正直観るかどうか悩みました。

だって、3時間半もあるんですよ^^;
途中で集中力が切れることを予想して観ましたが、意外と面白くて冒頭からストーリーに引き込まれました。

と言いつつ、登場人物がやたらと多いので、カナリ集中してみないと誰が誰なのか分からなくなります。

物語は、普通のトラック運転手だったフランクが、裏社会に足を踏み入れるところから始まり、その後伝説的マフィアのラッセルや全米トラック運転組合委員長のジミーとの出会い、そして歳をとり仲間が皆亡くなっていく中で、フランクも最後は老人ホームで一人寂しくクリスマスを向かえるところまで描かれています。

フランクの回想形式で物語が進みますが、主に50〜70年代くらい?の話でアメリカの暗黒歴史がよく分かる構成になっています。

ケネディ大統領暗殺事件にも触れており、あの事件にマフィアが関わっていたこともハッキリと描かれているので、カナリ興味深かったです。

全く何も知らないまま観るよりかは、映画を観る前、簡単に登場人物について勉強したほうがストーリーに入りやすいでしょう。

まず、1940年代から現在を行き来しながらの回想録ですが、俳優の若作りが少々気になりました(笑)

いくら特殊メイクで隠してもやっぱり40代とかには見えないので、途中で何回かいつの出来事を話しているのか分からなくなったけど、フランクが老人ホームに入所してからのシーンもあり、それに比べると近年の特殊メイクの凄さにおどろきます。

ストーリーに関しては、3時間半もあるのでテンポは遅め。
無駄な会話も多く、考え事しているとあっという間に置いてけぼりになります。

印象的だったのが、フランクとジミー・ホッファの関係です。

フランクは、ラッセルに仕えているので必要ならばバンバン人を撃ち殺していきますが、友人だったジミー・ホッファまでも殺害したのはショックでした。

マフィアにも仁義があり、仲間を裏切らないのかと思いきやそんなこともないんですね。

ラッセルに指示されたあとのフランクの葛藤は感じられたけど、あんなふうに何のためらいもなくジミーを撃ち殺したのが衝撃的だったし、全盛期は大統領の次に人気があった男の最期があまりにもあっけなく唖然としました。

実際のケースでは、1975年に失踪し、そのまま二度と戻ることはなく1982年に死亡宣告されているようですね。

もうひとつ印象的だったのが、フランクと娘たちの関係です。

娘のマギーは、幼い頃から父がやっていることについて薄々気付いており、親子の関係もとても気まずい雰囲気で描かれています。

マギーは、最後までラッセルに心を開くことはなかったけど、ジミーをとても慕っていました。

親戚のおじちゃんみたいな感覚だったのかな。
それは、大人になっても変わらず。

しかし、そんなジミーを殺したのが父のフランクだと悟り、その後マギーがフランクと言葉を交わすことは一度もありませんでした。

 

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Back in the day, there wasn’t an American alive who didn’t know who Jimmy Hoffa was.

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ジミー殺害後、マフィアたちは次々と別件で逮捕されましたが、ジミー殺害容疑で逮捕されたものはひとりも出ませんでした。

それは、フランクも同じです。
別件で懲役18年を言い渡されます。

同刑務所には、ラッセルも収容されていますが、かつての貫禄はなく、ただのヨボヨボの老人に姿を変えています。

3時間半かけてフランクの半生を観たけど、友人までも殺し、娘からは勘当され、刑務所から出所したあとも娘に許してもらえず、自分の棺を買いに行き、老人ホームでひとりで寂しく最期を向かえるって、結局ここまでして何が残ったのかなと・・・

うん・・・見事に何もないですね(T_T)

老いていくフランクの姿は、ただただとても哀れで、3時間半かけて観終わったあとは、何か虚しさだけが残りました^^;

しかし、ハリウッドのレジェンドと呼ばれるロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、そしてジョー・ペシの演技はヤバかったです!!

3人とも70代半ばなので、若干動きの遅さを感じる部分はあったけど、まだまだ現役並みにカッコよかったです。

まとめ&評価77点(100点中)

マフィア映画のファンではなくても、軽く予習さえしていれば楽しめる作品だとおもいます。

「アイリッシュマン」話題作なので、気になる方は是非ご覧になってみてください。