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ネタバレ感想 映画【ディパーテッド】は本家のインファナル・アフェアよりも先に観て欲しい!

映画 ディパーテッド

今回は、2006年公開の映画『ディパーテッド』を観た感想です!

ギャング組織に潜入した警察官と、警察に潜入したギャング組織の男ふたりの数奇な運命を描いた物語。

「ディパーテッド」は、香港の大ヒット映画『インファナル・アフェア』のリメイク版として、第79回アカデミー賞4部門を受賞した作品でもあります。

こんな有名な映画にも関わらず、実はまだ一度も観たことなかったんです。

それが先日ですね、国内リメイク版のドラマ『ダブルフェイス』を初めて観たんですけど、ビックリするくらい面白くて。

で、調べてみたらなんとハリウッド版もあるじゃないですか!ww
てことで、早速2作品と比べた感想など書いていこうかなと思います。

映画【ディパーテッド】あらすじ

犯罪組織のトップ、フランク・コステロに育て得られた少年コリンは、そのまま成長し組織を守るため警察官になった。

キャリアを積んだコリンは数年後、特別捜査班(SIU)に配属される。

そこでは、ギャングなどの犯罪組織を叩き潰すための作戦が練られていたが、SIUが狙うブラックリストには、コリンの父親的存在コステロの名もあった。

コリンはコステロの思惑通り、立場を利用し警察の情報を組織に横流しし始める。

一方、同時期に警官になった男ビリーは、身内に犯罪者が多いことを理由にギャング組織への潜入捜査を命じられていた。

ビリーは、軽犯罪に手を染めながらコステロに近づき、度胸を買われコステロの組織に潜入することに成功する。

そんな生活を1年続けたビリーは、警察内部にコステロのネズミが紛れ込んでいることを知る。

一方のコステロも組織内に警察のネズミがいると疑い始めるが・・・

キャスト

監督 マーティン・スコセッシ

  • レオナルド・ディカプリオ
  • マット・デイモン
  • ジャック・ニコルソン
  • マーク・ウォルバーグ
  • マーティン・シーン
  • レイ・ウィンストン
  • ヴェラ・ファーミガ
  • アンソニー・アンダーソン
  • アレック・ポールドウィン

映画【ディパーテッド】ネタバレ感想&評価74点

 

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本作は、2002〜2003年に架けて第3部作まで製作された香港の大ヒット映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品です。

リメイク権がハリウッド史上最高額で落札されたあと、レオナルド・ディカプリオ、そしてマット・デイモンを主演に2006年に公開されました。

監督と製作は、マフィア映画でお馴染みのマーティン・スコセッシということで、細かなところを気にしなければ、そこそこ楽しめる映画でした!

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ただ、国内のリメイク映画『ダブルフェイス』のあとに、ディパーテッドを観ちゃったから色々比べてしまって、唯一そこが失敗だったかなと。

ダブルフェイス

ディパーテッド

インファナル・アフェア

の順で観たんですけど、一番楽しめたのはやっぱり『ダブルフェイス』なんですよね。
潜入捜査がバレるのではないかというハラハラ感が強い物語なので、最初に観た作品が一番ドキドキした。

3作品ともだいたい同じストーリー設定ですが、唯一ハリウッド版であるディパーテッドだけは2作品とは違うオチが用意されていたのでビックリ。

もし純粋にマーティン・スコセッシの『ディパーテッド』を楽しみたいのなら、他の2作品は絶対後で観たほうが良いです!

豪華キャスト

ギャング組織に潜入する警察官→レオナルド・ディカプリオ

特別捜査課に配属されているギャングのネズミ→マット・デイモン

ギャング組織のボス→ジャック・ニコルソン

警部補→マーティン・シーン

口の悪い巡査部長→マーク・ウォルバーグ

精神科医→ヴェラ・ファーミガ

↑見て分かるように名優揃いなんですよねー。

主演のディカプリオとマット・デイモンは格好いいし、ギャングのボスを演じたジャック・ニコルソンの演技も下品で最高!

ただ、マーク・ウォルバーグ演じるディグナム巡査部長はめっちゃ口が悪いww
口は悪いけど本当はイイ奴って設定なんでしょうけど・・・

最初は、『こういうキャラいる!?』って思ったけど、最後まで観るとディパーテッドに必要不可欠な人物だったのが分かります。

『ベイツ・モーテル』で息子を溺愛する母親を演じたヴェラ・ファーミガも出演しててビックリしました。ヴェラは好きな女優さんなんだけど、本作での役柄はめっちゃ微妙過ぎる!

2作品とは別物に見える!

『ダブルフェイス』と『インファナル・アフェア』はすごく似てるんですけど、ディパーテッドだけはちょっと雰囲気が違います。

国が違えばリメイク作品もここまで別物になるのかと思うほど。

他の2作品と比べると、人情味に欠けるというか、ディパーテッドはそういう人と人との繋がりが淡々と描かれている印象を受けました。

その割に、どうでもいいシーンをゴチャゴチャ複雑にさせたり、いかにもアメリカのギャング映画って感じだったかなと。

それに、ヴェラ・ファーミガ演じる女医が、ビリーとコリンの間で二股かけるっていう脚本も、もう少しどうにかならなかったのか・・・

ダブルフェイスとインファナル・アフェアでは、ヒロイン的な女性が2人登場するんですよ。ギャングに潜入捜査している警官とギャングに繋がっている警官の彼女みたいな形でね。

なのに、ディパーテッドではヒロイン1人で二股ですからねww
逆に何故こういう脚本に書き換えたのか不思議。

二股だから、どっちの男に対しても中途半端でヴェラ・ファーミガの無駄使い感がハンパないのよ。

ギャングのネズミを演じたマット・デイモンが殺されるというオチも、他の2作品にはないですからね。

クチの悪い巡査部長を演じたマーク・ウォルバーグが途中いなくなったから、絶対ドコかのシーンで再登場するだろうなとは思ったけど、まさかあんなオチだったとはww

あれは、クイーナン警部が殺られたことへの報復なのかな??

あんな風に呆気なく殺されるよりも、ギャングのネズミとして、生きることに絶望を感じているシーンの方が観たかったかも。

ダブルフェイスでの香川照之演じる高山が、エレベーターの中で絶望のあまり泣くシーンがあったけど、あれは感情移入しそうなほど印象的でした。

ダブルフェイスと、インファナル・アフェアでは、心に訴えかけるような脚本なのに対し、ディパーテッドではギャング映画らしく殺しがメインなのかなという印象を持ちました。

3〜4日の間で3作品観ちゃったので、どうしても見比べてしまうんですよね。

マーティン・スコセッシが監督をとってるので、ギャング映画としてはカナリ質の高い作品に仕上がっているんですけど、ダブルフェイスの後に観たのが失敗だったww

微妙に脚本違うし、なんか淡々としてるし物足りなさを感じるけど、もしディパーテッドを真っ先に観てたら間違いなく違った感想だったと思う。

いかにもギャング映画って感じだから、好きな人なら楽しめると思うよ。

インファナル・アフェアについて

本家となる『インファナル・アフェア』は2002年公開の香港映画です。
その後、2003年にかけ、同作の続編『インファナル・アフェア 無間序曲』『インファナル・アフェア 終極無間』が公開されました。

キャストは以下の通り。

ギャング組織に潜入する警察官→トニー・レオン

特別課に配属されているギャングのネズミ→アンディ・ラウ

警視→アンソニー・ウォン

ギャングのボス→エリック・ツァン

女医→ケリー・チャン

ダブルフェイスについて

『ダブルフェイス』は、2012年にTBSとWOWOWの共同制作としてスペシャルドラマ化された作品です。

「偽装警察編」は、2013年 日本民間放送連盟賞 番組部門テレビドラマ番組優秀賞を受賞。「潜入捜査編」は、東京ドラマアウォード2013、単発ドラマ部門でグランプリを獲得。

キャストは以下の通り。

組織に潜入捜査している警官→西島秀俊

特別捜査課の働く組織のネズミ→香川照之

組織のボス→小日向文世

警視→角野卓造

女医→和久井映見

 まとめ

今回は、2006年公開の映画「ディパーテッド」を観た感想と、インファナル・アフェア、ダブルフェイスのご紹介でした。

約150分と長めの映画ですが、ネタバレを知らなければ間違いなく最後まで飽きずに観れる作品です。

悪役だけど、やっぱマット・デイモン格好いい(^^)

ちなみに、ディパーテッドはNetflixからも配信されているので、気になる方はチェックしてみてください♪