『レイプ・オブ・アナ・フリッツ』は、2015年公開のスペイン映画。
人気絶頂のアイドル女優が急死。
遺体安置所で働く職員とその友人たちから次々とレイプされた遺体が目を覚ます物語。
結論から言うと、マジで気持ち悪くて胸糞悪い映画でした。
映画【レイプ・オブ・アナ・フリッツ】あらすじ
アイドル女優として世界的に人気だったアナ・フリッツが浴室で急死。
死因は不明のままで、その後司法解剖に回されるはずだった。
アナが一時的に保存された霊安室で働く職員パウは、彼女の遺体の写真を撮り、友人たちに送信した。
アナの遺体を間近で見たい友人のイバンとハビが、霊安室までやって来てパウに詰め寄った。
アナの裸の遺体を見た男たちは、欲情し冷たくなった彼女の胸を触り、次々とレイプしていく。
イバンが終わり、パウがレイプしている最中、亡くなっているはずのアナが目を覚ましてしまい、3人はパニックに陥った。
唯一、アナに手出しをしなかった男ハビは、何とか助けを呼ぼうとするが、発覚を恐れたイバンとパウの反撃にあってしまう。
そんな時、他の職員が霊安室に来るが・・・
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キャスト
- アルバ・リバス
- クリスティアン・バレンシア
- ベルナート・サウメル
- アルベルト・カルボ
映画【レイプ・オブ・アナ・フリッツ】ネタバレ感想&評価5点
人間の尊厳を考えさせられる映画と言えば綺麗に聞こえますが、そんな良い物ではありません。
観ていてただただ気分が悪くて、正直こんな映画誰が観るんだろうと真剣に考えてしまいました。
こんな映画見て喜ぶのって、遺体を犯してみたい願望を持っている変態だけですよ。
まず、登場人物の男3人がとにかくクズです。
アジア女はブスだから3000ユーロでヤレる?
見た目がアジア人ならみんな中国人なのか?
これ、多くの白人男たちが本心で思っていることなんでしょうね。
話がズレているのは承知ですが、ああいう台詞聞くと女性が見下されているようで腹が立ちます。
まぁ、そういう台詞はこの映画まんまですね。
遺体をレイプするとか、悪趣味極まりない。
ゾッとするほど観ていて気持ち悪いし、よくこんな映画作ったなぁと逆に関心します。
ストーリーは、死んでいると思われた女性がレイプされている最中に目を覚ましてしまい、その女性を助けるか殺すかで仲間割れに発展するという、重くて汚い映画です。
死んだはずの遺体が息を吹き返すのは、極稀にあるようですが、レイプされている最中に目を覚ますとか、想像しただけで地獄ですね。
あんな事されるくらいなら、あのまま死んでたほうが幸せだっただろうなとさえ思ってしまいます。
そして、唯一アナを助けようとしたハビが、イバンに殴り殺されてしまいます。
このイバンという男が全ての発端なんですよね。
見るからに、獣って感じの男で気持ち悪い。
アナは、ほぼ死んだ状態だったからか、声も出ないし、体にも力が入らず、なかなか逃げることができません。
這って男たちから逃げようとするシーンは、観ていてとてもしんどかったです。
そして、アナはもう一度殺されるわけですが、その後また息を吹き返します。
気が弱い男パウに見つかってしまいますが、殺すことに反対だった彼は、アナを見逃そうとします。
しかし、イバンに見つかり、ふたりはもみ合いに。
そんな事やっているすきに、力を振り絞ったアナはハサミでイバンの首をグサリ。
その後、パウもハサミでお腹をめった刺しにされます。
いやー、見事にざまーみろなエンディングでした(笑)
別にスッキリしたわけではないですが、パウまでもめった刺しにしてくれたのは予想外で嬉しかったです。
遺体の女性がレイプされたことで生き返るという謳い文句から、たぶん幽霊となって目を覚ますんだろうなと、そういう物語かと思って観たんですけど、本当に生き返ってしまう最悪のストーリーでした。
生き返るというか、そもそも亡くなっていなかったんでしょうね。
ただただ、腹立たしく気持ち悪い映画なので、観る価値ゼロです。