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ネタバレ感想【ルーナのために】はインドの農村で水頭症と闘う少女とその家族を追ったドキュメンタリー映画

netflix ルーナのために

Netflixドキュメンタリー映画「ルーナのために」の配信が、10月15日(木)からスタート!

本作は、先天性の水頭症を患う少女とその家族を記録したドキュメンタリー映画です。

40分程度と短めですが、いろいろな意味で深い作品でした。

Netflixドキュメンタリー映画【ルーナのために】あらすじ

若い夫婦は、結婚1年後に念願だった娘を授かった。

しかし、生後すぐのCT検査で頭部に大量の液体が溜まっていることが発覚する。

両親は、医師からすぐに治療を始めなければ助からないと言われるが、農村でその日暮らしをしている若夫婦には手術費用が工面できない。

ルーナが1歳半になった頃、たまたまニューデリーから来ていたカメラマンがルーナを見かけ写真を撮影。

それが瞬く間に世界中に拡散され、手術費用を援助したいという申し出が相次いだ。

両親は、早速ルーナを連れニューデリーの病院へ向かう。
そのときのルーナの頭部は、94cmまで膨れ上がっていた。

半年の間で5回の大手術を耐え抜いたルーナだが、最後の手術をむかえる前に呼吸困難に陥ってしまう。

感想

大きく膨れ上がった写真があまりにも衝撃的で、予告映像を見てからずっと気になっていた作品でした!

あんなに骨が変形するまで髄液が溜まっていたら、相当な頭痛だっただろうに、痛みを訴えることさえできない、例え痛くて泣いても治療もしてもらえないとか、1才半の子供が背負うにはあまりにも可哀想で、この時点で涙が出そうでした。

手術費用が集まり、無事手術ができるようになるんですけど、1回目の初手術に娘を送り出すときのお母さんの表情にまた胸が締め付けられそうになるんですよ。

「ルーナに痛みはないから大丈夫」とか「手術中は眠ってるから痛みは感じないよ」って看護師さんから言われても、不安で今にも倒れてしまいそうな表情が印象的で・・・。

こういうシーン見てると、両親特に母親の愛情って本当に深いなと感じますね。

その後、ルーナは半年間で5回の手術に耐え抜き、膨れ上がった頭部は、94cmから58.5cmにまで縮小されます。

「パパが買ってきてくれた服だよ、覚えてる?」って話しかけるお母さんの言葉にニコっと反応するシーンはすごい感動的で可愛かった(;_;)

手術を受ける前は、無表情で白目をむいた状態だったのに、術後ってこんなに変わるものなんですね。

残された手術はあと一回。
なるべく早く手術をと医師から言われていた両親ですが、最後の最後になって娘を再び手術室へ送り出す勇気が無くなってしまうのです。

以前より良くなった娘に再び手術を受けさせ、もし現状より悪くなったら・・・と考えてしまう気持ちは理解できる。

まだ頭部は腫れ上がっているけど、娘が生きてくれてさえいたら現状のままでも良いって思いますもん、もし自分が両親の立場だったとしても。

結局、最初の手術から4年が経過し、ルーナは最後の手術を受けないまま5才まで成長。

この頃になると、ルーナの弟も誕生し、両親の気持ちにも変化が現れます。
悩み抜いた結果、ルーナに最終手術を受けさせる決意をし、ニューデリーへ向かうんですけど、水疱瘡にかかっていることが発覚して、手術は1ヶ月後に延期。

しかし、村へ戻って暫く経ったころ、ルーナが呼吸困難に陥りそのまま亡くなってしまいます。

てっきりハッピーエンドで終わるドキュメンタリーだと思ってたから、本当にショックでした。

もう少し早く手術を受けさせていれば結果は違ったかもしれないけど、受けさせる勇気がなかった両親の気持ちも娘を愛するがゆえだと思うんです。

健康体で生まれてきても両親から虐待を受ける子供もいるのだから、そう考えると貧しいながらも両親から沢山の愛情を注がれたルーナは幸せだったと思いたいです(T_T)

ハッピーエンドではないですが、家族愛が感じられる作品でした。