今回は、2019年公開の映画『ザ・ビースト』を観た感想です!
逃げ場のない貨物船を舞台に、猛獣と冷酷な殺人鬼が暴れまわる物語。
主演の猛獣ハンターをニコラス・ケイジ、殺人鬼をケヴィン・デュランドが演じています。
U_NEXTの新着に上がってたので早速視聴してみました!
映画【ザ・ビースト】あらすじ
猛獣ハンターのフランクは、長年追い求めていた白い悪魔と呼ばれるホワイトジャガーの捕獲に成功。
貨物船にジャガーを含む捕獲動物を乗せ出港するが、船倉にはテロリスト集団の中心的暗殺者も移送のため乗せられていた。
男は収監されている檻のなかで見張りの傭兵を殺害し、銃を手に取り逃亡してしまう。
最悪なことに男は、ジャガーや毒蛇など他の野生動物の檻を全て開放したのだ。
船内は、凶暴な殺人鬼と猛獣が暴れまわる危険な狩猟場と化していき・・・
キャスト
監督 ニコラス・パウエル
- ニコラス・ケイジ
- ファムケ・ヤンセン
- ケヴィン・デュランド
- マイケル・インペリオリ
- ラモニカ・ギャレット
- ジェレミー・ナサリオ
- アイザック・サンティアゴ
映画【ザ・ビースト】ネタバレ感想&評価55点
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猛獣ハンター✕猛獣✕極悪テロリストを描いた映画です。
逃げ場のない貨物船で殺人鬼と猛獣が野放しになるって考えただけで((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
アニマルパニック系の映画が大好きなのでワクワクドキドキ♥しながら早速視聴したんですけど、完全に期待裏切られた感じ。
というのも、一番怖ろしそうなジャガー、そんなに大暴れしませんww
なんか、もっと人間たちを襲って食べたりするのを期待したんだけど、意外と全然なんですよ。
何回か危ない場面はあったけど、怯えているからか人間を見かけると逃げちゃうし、どちらかと言うと、ジャガーより猿や毒蛇のほうがよっぽど危険な感じしましたけどね。
96分の中で大暴れするのは、ほぼ殺人鬼ひとりのみ。
元軍人だったからあんなに強いのか、見張りの傭兵みたいなイカツイ連中も瞬殺されてしまいます。
いくらなんでも弱すぎだろww
こんな弱っちくてよくこの仕事務まるわって思ってしまうほど何の役にも立たないのよ、悲しいことに。
唯一ちょっと闘えたのが、エンジン室で働くオーバーオール着た黒人の男性。
まぁ、この人も首ポキって折られて死んじゃうんですけどね。
で、ニコラス・ケイジ演じる猛獣ハンターフランクはというと、ちょいちょい攻撃はするんだけどフルボッコにされ、ラストのあのシーンまで大して役にたちません。
なので、完全に殺人鬼(名前忘れた)の一人勝ち状態なんですよ。
猛獣はあまり暴れないし、ムキムキマッチョの連中も弱すぎるから、面白みに欠けるんですよね。
まさか、たったひとりの殺人鬼にほぼ皆殺されるとかチョット・・・
あとは、登場する子供が言うこと聞かなくて観ててイライラしたわ。
じっとしてろって言われてるのにウロチョロウロチョロと!(●`ε´●)
こういうシチュエーションで子供が登場する映画ってホント苦手だなーって再確認しましたww
オチは、まぁまぁ良かったかな。
猛獣ハンターのフランクがクラーレっていう麻酔薬?を殺人鬼に注射して、吊し上げたところにジャガー登場っていうね。
体は動かないのに意識はハッキリしてる中でジャガーの餌にされちゃったわけです。
襲われているシーンとか悲鳴があれば尚良かったんだけど、そこもカットだからホント見どころと呼べるシーンがないのよ。
逃げ場のない貨物船で猛獣から逃げ惑うシーンとか期待して観ると、間違いなくガッカリするでしょうね。観れない映画ではないけど、強くおすすめするような作品ではないかなーと。
それにしても、ニコラス・ケイジ昔は格好良かったのに、今じゃ汚らしいおっさんにしか見えないですね。冷酷な殺人鬼を演じたケヴィン・デュランドのほうが格好良かった。
オススメではないですが、気になるかたは是非U_NEXTなどでチェックしてみてください!