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ネタバレ感想【フェイフェイと月の冒険】は娘を想う母親の愛情が感じられるアニメ映画で超おすすめ!

netflix フェイフェイと月の冒険

Netflix映画「フェイフェイと月の冒険」の配信が、10月23日(金)からスタート!

亡き母から聞いた月の女神チャンウーの存在を証明するため、少女が自作のロケットで月へ飛び立つ物語です。

アニメってあまり好きじゃないんですけど、この映画はいろいろな意味でとても深く感動できる作品でした!

Netflix映画【フェイフェイと月の冒険】あらすじ

幼いフェイフェイは、大好きな母親から月で暮らす女神チャンウーの伝説話を聞くことが大好きだったが、それから数年が経ち母は病に倒れ亡くなってしまう。

フェイフェイは父と共に、母との思い出の食べ物”月餅”を作り続けた。

しかし数年後、父には新しい彼女ができフェイフェイは孤独感を抱くようになる。

そんなある日、親戚の集まりで月の女神チャンウーの存在をバカにされたフェイフェイは、チャンウーを証明するためロケットを作り月へ飛び立つことを決意する。

試行錯誤を繰り返しながら、磁力を使ったロケット作りに成功し月へ向け飛び立つが失敗。

落下していく中で、フェイフェイは不思議な光に包まれ、そのまま月に着陸してしまう。

フェイフェイの前に現れたのは、2匹の獅子。

フェイフェイは獅子によってチャンウーのところに連れられていくが・・・

キャスト

監督 グレン・キーン

  • キャシー・アン
  • フィリッパ・スー
  • ケン・チョン
  • ロバート・G・チュウ
  • ジョン・チョー
  • サンドラ・オー
  • ルーシー・アン・マイルズ
  • マーガレット・チョー
  • キミコ・グレン
  • アート・バトラー
  • アイリーン・ツー
  • クレム・チャン

Netflix映画【フェイフェイと月の冒険】ネタバレ感想&評価85点

「フェイフェイと月の冒険」は、アメリカと中国共同制作による長編アニメーション映画です。

監督には、ディズニー・アニメーションの大ヒット作「アラジン」や「美女と野獣」などで知られるグレン・キーン、脚本はオードリー・ウェルズが手掛けました。

幼い頃亡くした母から聞いた月の女神チャンウーの伝説を信じ続けた少女フェイフェイ。
そんな彼女が成長しチャンウーの伝説を証明すべく月へ飛び立つお話です。

本作は、ミュージカル風のアニメなので歌のシーンが多いです。しかも、それが全部キレイな挿入歌ばかりなんですよね。

フェイフェイを演じたキャシー・アンが歌唱を務める挿入歌「Rocket to the Moon」もリリースされています。

日本版ではシンガーソングライターの幾多りらが「ロケット・トゥ・ザ・ムーン ~信じた世界へ~」というタイトルで挿入歌を歌っているそう。

字幕で観たから日本語バージョンは聞いてないんですけど、キャシー・アンの挿入歌は最高でしたよ(^^)

物語の内容としては完全に子供向けという印象を受けるんだけど、大人も普通に楽しめると思う。

私はどちらかというとアニメって苦手な方なんですけど、本作は序盤からキャラクターの可愛さ挿入歌に魅了されストーリーに一気に引き込まれました。

と言いつつ前半は、けっこう切ないシーンが多いんですよね。
4年前に大好きな母親を亡くした少女は、父親と支え合いながら2人で暮らしてきたはずなのに、気付くとそんな父には母とは違う別の愛する女性の存在があったり。

フェイフェイの父は8才の息子チンがいる女性ゾンとの再婚も視野に入れお付き合いしているんだけど、フェイフェイにしてみれば「あんたママじゃないし、お前も弟なんかじゃない!!」って感じなんですよ。

前に進もうとする父と、大好きな母が忘れられず新しくできる家族を受け入れることができないフェイフェイ。

もし自分がフェイフェイの立場なら絶対父親の再婚なんて許せないと思うし、新しい家族を受け入れるなんて無理無理。

アニメなのにその時点で勝手に感情移入しちゃって心が痛かったですww

で、大好きな母から聞かされた月の女神チャンウーの伝説話をバカにされたフェイフェイは、チャンウーの存在を証明するため自らロケットを作り、月へ飛び立つことを決意します。

磁力を使ってロケットを作るとか、子供なのに天才も良いとこ。
しかも、父ちゃんのクレジットカード使ってどんだけ買い物したんよって感じなんだけどねww

前半は、中国の古き良き時代っぽい景気なんだけど、月に降り立ってからは一気にカラフルに変化します。

とにかく月に行ってからは全シーンがポップで可愛いから、小さい女の子とかは絶対喜ぶと思う。

で、一番おどろいたのが月の女神チャンウーのキャラよww
おもいっきりノリノリのアイドルで予想外の展開に吹いたわ。

田舎者のフェイフェイより何倍も現代っ子って感じでライブの映像なんか見る限りでは普通のアイドルでしたね(^^)

そんなアイドル顔負けのチャンウーですが、性格がキッツイんですよ。
その理由ってのが、愛する恋人ホウイーを亡くしたことで、心に壁を作ってしまったから。

前へ進めず苦しんでいるという点で、フェイフェイと繋がる部分があったのです。

実は本作、脚本を担当したオードリー・ウェルズが手掛けた最後の作品なんですね。
2018年に癌で亡くなったんですけど、夫と特に愛する娘に向けたこんなメッセージが込められていました。

誰かを失ったとしても、その人と共有した愛は永遠に続く。

劇中でも「近くで待つ新しい人生に目を向けて」という台詞があったように、自分が亡くなったあと、立ち止まってしまうであろう娘のことを想像して、メッセージを作品に込めたなんて母の愛情が感じられ本当泣けます。

映画を観る前から、このようなメッセージ性がある作品だということを知っていたから余計涙が止まりませんでした。

こういうメッセージを娘に残した彼女の気持ちを考えると切ないし、娘さんの気持ちになって考えたとしてもまた切なくなります。

大切な者を亡くした後どうやって前へ進むのか、そこをどう捉えるかによって評価が分かれるかもしれないですね。

大人でも十分観れる作品になっているので、是非ご覧になってみてください!