2018年公開の映画『カメラを止めるな!』は、予算300万円のインディーズ映画ながら同年の邦画興行収入ランキングでは7位、そして国内外の映画賞を数々受賞している作品です。
去年、テレビで紹介されていたから映画のことは知っていたけど、チープ感が半端なかったのであえて観ていませんでした。
今回、暇つぶしのつもりで試しに観てみたら、もう笑いすぎて涙出ました。
2018年公開時のキャッチフレーズが『最後まで席を立つな。この映画は二度始まる』ですが、ホントにそのとおり。
何この映画!観るのやめようか。と思っても是非ラスト30分まで待ってください。
映画【カメラを止めるな!】あらすじ
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。 引用:シネマトゥデイ
キャスト
- 濱津隆之
- 真魚
- しゅはまはるみ
- 長屋和彰
- 細井学
- 市原洋
- 山崎俊太郎
- 大沢真一郎
- 吉田美紀
- 合田純奈
- 浅盛咲希奈
- 秋山ゆずき
- 竹原芳子
映画【カメラを止めるな!】感想・観るの辛くてもラスト30分まで待って!!
映画の前半37分間は作中劇であるB級ホラーテイストのゾンビドラマを上映し、後半の約60分間は一転して、そのドラマ制作に携わる人々をコメディタッチで描く疑似メイキングフィルムという構成になっている。 引用:Wikipedia
映画のあらすじや概要をまったく読まずに、いきなり観たので最初の30分は本当にキツかったです。
・全員が素人っぽく、安っぽい演技をする
・無駄な台詞が多い
・廃墟で撮影しているため、声がエコーして鬱陶しい
・撮影の仕方が悪すぎて目眩しそう
・とにかくウルサイ(居眠りもできない)
・役者の会話がイチイチ面倒くさい
映画の前半は、観るの止めようかと10回くらい思いました。
冗談でしょ?と思うくらい低レベルで、こんなクソ映画が何の賞獲って話題になったんだよ、映画界も終わってるな!と悪態つきつつ、我慢しながら観ました(笑)
前半30分経過したくらいで、精神的苦痛・肉体的疲労を与えてくる安っぽいB級ゾンビ映画がいきなり終わります。
あれ?もう終わった?と思っていると、映画の中盤からは「1ヶ月前」に戻り、その映画を作ることになった過程を描いた内容に変わりました。
まぁ、ココらへんも大して面白くないです。
ノーカットゾンビドラマ主演・女優役アイドルの、目上の人に対してでも「よろしくで〜す♪」と肩をポンと叩く仕草とか、ノーカットドラマ男優役の偉そうな態度にイライラしながら観てました。
こんな酷い映画今まで観たことないわ、時間泥棒!。と思っていたところ、ラスト30分から予想外の展開に。
とにかく笑い転げました。
これ、飛行機の機内映画とかにあったらヤバイなぁとおもいます(笑)
笑いを堪える自信ないです。
特に、アルコール中毒のおじさんが出てきたあたりからヒーヒー言うくらい笑いました。
急遽出演することになった映画監督の妻もカナリ濃いキャラで、おバカなシーンを盛り上げてくれます。
こんなに、ラスト30分でドカーンと流れが変わる映画ってあるんですね。
映画を最後まで観たら、前半30分のゾンビ映画がなぜあんなに酷かったのかが分かります。
面白い映画なんだけど、我慢強くない人がみたら絶対途中でギブアップして観るの止めるんだろうなとおもいます。
そこがもったいないですよね。いきなりラスト30分から観てもストーリーが掴めないので、吐き気しそうなくらいツマらない映画だとおもっても、我慢してみてください!
まとめ&評価70点(100点中)
正直、映画の前半は、観ながら評価に5点つけようかと思ってましたが、ラストで思いっきり笑わせてくれたので70点です!
賛否両論分かれそうな映画ですけど、何も考えずに観てみてください♪
U-NEXTやNetflixでみることができます。
両方、1ヶ月のお試し期間があるので、よければ是非!