Netflixドラマ「メディカル・ポリス」シーズン1の配信が、本日1月10日(金)からスタートしました!
チルドレン・ホスピタルで医師をしていたローラとオーウェンがCDCの極秘捜査チームに加わり、世界中で猛威を振るう致死性ウイルスを調べていくストーリー。
バイオテロ系の物語は難しくて苦手なんですけど、このドラマは半分以上コミカルに描かれていたので最後まで飽きずに観れました!
笑えるシーンが多くて普通に面白い作品だとおもいます。
Netflixドラマ【メディカル・ポリス】シーズン1・あらすじ
チルドレンホスピタルで医師として働く主人公のローラ。
ある日、大学生数人が同じ症状で運ばれてくる。
子供たちの首元には、赤い発疹があった。
不思議に思ったローラは細胞検査をし、謎のウイルスを発見、すぐにCDCへ連絡を入れた。
同僚のオーウェンと共に、集団感染の現場となっているサンパウロ大学を訪ね、そこでCDC極秘捜査チームのマッキンタイアと出会う。
直後、ベルリンで集団感染したとの報告が入り、マッキンタイア、ローラ、オーウェンの3人はG932の特別捜査官として事態の収集と、犯人捜しのためにドイツへ送られる。
しかし、ドイツ上空で専用機が殺し屋の男女にハイジャックされローラとオーウェンはパラシュートを使い脱出、飛行機に残されたマッキンタイアは墜落死したものと思われた。
ドイツに到着したローラとオーウェンは、世界5都市にまでウイルス感染が拡大したことを知り、ローラの大学時代の恩師ウォーターズ教授を訪ねる。
そこで、教授からバイオテロ界のボス的な男、マッテオに関する情報を得た2人は、マッテオに会うためにイタリアへ飛んだ。
しかし、そこでまた同じ殺し屋の女が2人の前に現れ、誤ってマッテオを死なせてしまう。
マッテオのスマホから情報を得ようとする2人だったが、顔認証のロックが掛かっており、それを解除することができない。
マッテオに双子の兄フランコがいることを知った2人は、フロリダの老人ホームを訪ねる。
ローラはそこで、ウイルス感染が拡大する5都市に3Dプリンターの共通点があることに気付く。
ウイルスを3Dプリンターに転送し、拡散していたのだ。
共通点を発見したことで、ウイルス感染は終息に向かったと思われたが、マッテオの携帯にニコライという男から次のウイルス攻撃についてメールが入る。
2人は、ニコライを追ってラトビアへ。
ニコライから2日後に上海で黒幕に会う予定だったことを聞いた2人は、すぐさま上海へ飛んだ。
2日後、上海の待ち合わせ場所に現れたのは、ローラの恩師ウォーターズ教授だったのだ。
そして、亡くなったと思われたマッキンタイアが2人の前に現れ、彼女の指示でローラとオーウェンは中国の刑務所へ送られてしまい・・・
キャスト
エリン・ヘイズ(Erinn Hayes)
ロブ・ヒューベル(Rob Huebel)
- マリン・アッカーマン
- ロブ・コードリー
- レイク・ベル
- サラユ・ラオ
- ケン・マリーノ
- フレッド・メラメッド
- トム・ライト
- ジェイソン・シュワルツマン
- エリック・ネニンジャー
- メーガン・レー
- ベス・ドーヴァー
- サンディ・ハーティグ
- ブライアン・ハスキー
- マイケル・セラ
Netflixドラマ【メディカル・ポリス】シーズン1・感想&評価88点
ウイルスやバイオテロなどを描いたドラマは難しいものが多いですが、このドラマはコミカルに描かれているので、理解しやすかったです。
そして、なにより主人公のローラと相棒オーウェンの掛け合いが面白くて笑えます。
犯人捜しのために世界各国を飛び回る2人ですが、とにかくやりたい放題でムチャしまくります(笑)
大げさにいうと、全部がジョークみたいなドラマかなー。
致死性のウイルス感染を止めるために2人は戦うんですけど、ある意味めちゃくちゃ平和なドラマとも言えます。
コメディ要素がストーリー全体の80%位を占めているので、ウイルスとか言ってもシリアス感ゼロなんですよね^^;
ローラとオーウェンだけでなく、登場人物ほぼ全員がすっとぼけていて笑えます。
2人がビルから飛び降りたシーンや、ニコライのママから手料理をごちそうになったシーンは最高(*´ω`*)
ラストなんてローラの頭、脳みそ飛び出てますからね(笑)
どこまでもコミカルに描かれていますが、ストーリーが二転三転するなどサスペンス的な要素もあり視聴者を飽きさせないような工夫が最初から最後まで感じられました。
ネタバレ
上海の待ち合わせ場所に現れたウォーターズ教授。
教授は金欲しさのためにウイルスを作成、しかし買い手については全く聞かされていませんでした。
努力を重ねた研究を長年誰にも評価してもらえず、ウイルスを作成し注目してほしいという研究者としての気持ちもあったんですね。
本当の黒幕は、CDCセンター長のパッテンという男。
教授の研究を買い、ウイルスをプリンターで世界中に拡散していたのです。
しかし、その後ローラはあることに気付きます。
教授が作成したと思われたウイルスは、実は2004年ローラが教授のもとでウイルス学を学んでいたときに論文に書いた事だったのです。
当時ローラは、自身が書いた論文を教授に見せますが酷評され、ウイルス研究の道を諦めました。
教授は、ローラが書いた論文の研究価値に気付き、それを利用したんですね。
その後、ローラまでもウイルスに感染し徐々に具合が悪くなっていきます。
抗体の作成方法が急がれる中、教授はパッテンたちに殺される直前、ローラに答えは自分の中にあるよとヒントをあげます。
当時使っていたパソコンに論文が残されていることに気付いたローラは、チルドレン・ホスピタルに戻り、オーウェンと共に抗体作成に励みます。
何度やっても上手くいかない2人。
外科医のオーウェンは、ローラの頭を切って解決方法を得ようとします。
オーウェンによって手術を施されている中、ローラは夢を見て自分の腕にタトゥーが掘られていたことを思い出し、それが抗体作成の記号だったのです。
成功したローラたちは、病院の屋上からサテライトを使い世界中に抗体を拡散させ、謎のウイルスは終息。
ちなみに、マッキンタイアがローラとオーウェンを刑務所送りにしたのは、2人をパッテンから守るためでした!
マッキンタイアがパッテンの仲間かと思ってしまうシーンもありますが、彼女はローラたちの見方ですよー♪
まとめ
捉えようによっては、ふざけすぎと感じる方もいるかもしれませんが、堅苦しいドラマが苦手な人にはウケると思います。
バイオテロを題材にここまでおバカに描いているドラマって珍しいですよね。
けっこう笑わせてもらったので、シーズン2があるといいなーと思います^^;