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映画【ラースと、その彼女】リアルドールに恋した男の心温まるストーリー・ネタバレ感想&評価

「ラースと、その彼女」は、2007年公開のアメリカ映画です。

リアルドールに恋する男をライアン・ゴズリングが演じていいます。

リアルドールを本物の彼女と思い込んでいる男と、それを優しく見守る家族や町の人たちを描くハートフルコメディ。

ストーリーが淡々と進み若干退屈ですが、心がほんわかする優しい映画です。

映画【ラースと、その彼女】あらすじ

主人公のラースは、27歳のシャイで優しい青年だが、人と関わるのが苦手で仕事以外ではいつもひとりぼっちだった。

そんなラースを隣に住む兄夫婦(ガスとカリン)はとても心配しており、朝食や夕飯に誘ったり、なんとかラースと関わろうとしたがラースが心を開くことはなかった。

ある日、職場の同僚が話題にしていたことで、ラースはリアルドールの存在を知る。

そして6週間後・・・・

突然ラースの方からガスとカリンの家を訪れ、インターネットで知り合った女性が来ているとふたりに話す。

その女性は、元宣教師のブラジルとデンマークのハーフで名前はビアンカだと伝えた。

ラースのことを心から心配していたガスとカリンは、当然喜んだが、ラースが連れてきた彼女を見て絶句する。

突然のことでショックを隠せないガスとカリンは、ラースと話を合わせビアンカの具合が悪そうだから明日の朝一番で病院へ連れて行こうと提案。

翌日、リアルドールのビアンカを含め4人で病院へ。
医師は、ラースには精神疾患や遺伝、脳の異常など全く見られないとガスとカリンに話した。

あるのは妄想を抱いていることだけ。その必要がなくなるまで話を合わせることを医師は勧め、ラースにもビアンカは病気だから毎週来院させることを約束させた。

ガスとカリンは、自分たちの友人や同僚、そして教会のひとたちにラースのことをはなした。

最初はみんな気味悪がったが、ビアンカを必死に世話するラースを見て周りの態度も徐々に変わっていく。

しかし、幸せな日々は長く続かなかった。
ラースはビアンカにプロポーズするが、OKをもらえずふたりの関係はギクシャクしていく。

そして、そんなある朝、突然ビアンカが意識不明に陥り・・・

キャスト

監督 グレイグ・ギレスピー

  • ライアン・ゴズリング
  • エミリー・モーティマー
  • ポール・シュナイダー
  • ケリー・ガーナー
  • パトリシア・クラークソン
  • ケリ・ガーナー

映画【ラースと、その彼女】感想

コメディ映画だとおもってみるとガッカリします。

リアルドールを彼女と思いこむとかバカバカしいと思うかもしれませんが、内容はけっこうしっかりしていました。

それに、この映画の良い部分はラースがリアルドールのビアンカに変なことしようとしないところです。

寝室も別々だったし、ビアンカをお風呂に入れているのも兄夫婦のガスとカリンでしたね。

変態映画にならないような心配りが感じられました。

ビアンカが登場するまでは、なんで義理の姉カリンがそこまでラースを心配するの理解できませんでした。

人付き合いが苦手と言っても普通に仕事にも行ってるし、家に引きこもっているわけじゃないのに心配しすぎだろと思ったけど、思いのほか重症だったんですね。

映画だから笑って済ませられるけど、自分の家族がリアルドールなんか連れてきたらショックで倒れるかもしれません(笑)

映画観ていて、とにかく優しい人だなと感じたのが義理の姉カリン。
実の弟でもないラースを心の底から心配して、世話を焼こうとします。

いつも優しいカリンだけど、ラースに怒って怒鳴るシーンはけっこうよかったです。
「誰も自分のことなんか気にかけてない」と甘えたことをいうラースに対し、カリンは「ビアンカがドコへ行っても歓迎されるのは、町の人みんながあなたを好きだから」と。

最初は、ラースを気味悪がる人たちもいたけど、徐々に町の人達の態度も変わり、ビアンカをひとりの女性として扱うようになります。

ビアンカにバイトさせたり、ボランティア活動や教師として招待したり。

ビアンカが意識不明になって死にかけているときも、家までやってきてラースを支えてくれたのは町の人たちでした。

これってラースの人柄のおかげなんですよね。

一方兄のガスは、イライラしながらも弟がこんなことになってしまった責任は自分にあるのではないかと悩みます。

他人に触られるとピリピリ痛かったり、自分の殻に閉じこもるようになったのは、若い頃ガスが実家を出てから、ラースと陰気な父親の間で何かあったのかな?と感じました。

そして、なかなか過去を乗り越えられなくて苦しんでいるときに、大人になるためのキッカケをくれたのがリアルドールだったのかなと思いました。

淡々と物語が進んで、若干退屈に感じる部分もあったけど、普通に心温まる良い映画だったとおもいます。

まとめ&評価55点(100点中)

ライアン・ゴズリング演じるラースもとてもカッコイイので、気になる方は是非観てみてください♪