韓国映画

ネタバレ感想 韓国映画【目撃者】は殺人鬼より見て見ぬ振りする住民のほうが怖い!

韓国映画 目撃者

今回は、2018年公開の韓国映画『目撃者』を観た感想です!

泥酔状態で帰宅した男がマンションの部屋から殺人事件を目撃、見ていたことが犯人にバレしつこく付け狙われる物語。

人間の心理など色々考えさせられる映画でしたが、ハラハラの連続で普通に最後まで面白かったです!

韓国映画【目撃者】あらすじ

自然豊かなエリアに建つマンションに、妻娘と共に越してきた主人公のサンフン。

ある晩、泥酔状態で帰宅したサンフンは、女の悲鳴を聞く。

窓から外を覗くと、若い女性が男に殴り殺されていた。

慌てて通報しようとするサンフンだったが、起きてきた妻が部屋の灯りをつけてしまう。

サンフンは慌てて灯りを消そうとするが、犯人は目撃者がいたことに気付く。

犯人の復讐を恐れたサンフンは通報を止め、目撃者であることさえ警察に言い出せずにいた。

関わりたくないサンフンの気持ちとは裏腹に、犯人は目撃者であるサンフンを消そうと近づく。


キャスト

監督 チョ・ギュジャン

  • イ・ソンミン
  • キム・サンホ
  • チン・ギョン
  • クァク・シヤン

韓国映画【目撃者】ネタバレ感想&評価77点

殺人事件の目撃者が犯人に狙われる様子や、犯人の報復を恐れるあまり目撃者として名乗り出せない、恐怖に支配された男の葛藤が描かれています。

目撃者を演じたのが、ドラマ『記憶〜愛する人へ〜』などで知られるイ・ソンミン。
粘着質な犯人を演じたのがクァク・シヤン、そして刑事役は個性的俳優で知られるキム・サンホが演じています。

本作に登場する殺人犯テホですが、韓国に実在した連続殺人鬼チョン・ナムギュがモチーフとなっているんだとか。チョン・ナムギュは、2004年〜2006年にかけて13人を殺害した韓国の連続殺人鬼ですね。

それにしても、やっぱり韓国のサスペンス映画は面白いですねー!
犯人を演じたクァク・シヤンがまた良い演技するんですよ。

おとなしそうなルックスからは想像できないくらい残虐的で粘着質、金槌を持ったまま全力疾走で迫ってくる姿はホント怖い。ww
そんなキチ○イ殺人鬼に怯え、殺人事件の目撃者として名乗り出せない主人公の男が情けなかったです。

けっこう面白い映画にも関わらず評価が低めなのは、たぶん主人公に対するイライラからでしょう。だって、この男のせいで死なずにすんだ人たちが死んじゃうんですからね。

特に、マンションのど真ん中で起こった殺人事件。女性は殴られたあと、犯人が戻ってくるまでの2時間生存していたわけで、最初に目撃した時点で通報していたら明らかに助かった命なんですよ。

そのあとも、自分の都合ばっかりで警察に名乗りでないどころか、逆ギレして協力すらしない。まぁ、異常なのは主人公だけじゃなくマンションの住民たちみんななんですけどね。




実際、こういう事件たま〜に海外で発生してますよね。
目撃者はたくさんいるはずなのに誰も名乗り出ない、それどころか被害者が殺人鬼に追い回されている様子を通報もせずバルコニーから覗いているとか・・・。

事件に巻き込まれたくない、自分が通報しなくても誰かが通報するだろうという心理が働いて誰一人被害者を助けなかったという事件を思い出しました。

この映画もそんな感じの物語なんですね。
個人的には、殺人鬼よりも通報すらしない住民たちに恐怖を感じたかなー。

確かに、登場する警察は無能過ぎるけど、刑事と犯人が目の前にいるんだから、あいつが犯人だ!って言えば済む話なのに頑なに言わないわけよ。
ずーっとそんな感じの繰り返しだから、さすがに観てる側はイライラするよね。

で、犯人も気持ち悪いほどの粘着質。
身元が割れて警察に追いかけられてるんだから逃げればいいのに、わざわざ目撃者を消しに戻ってきたり、どれだけ粘着質なのよ・・・。

いやいや、目撃者の始末とかもうその段階終わってるから!ってツッコミ入れたくなった。

まぁ、ここまでしつこい殺人鬼に狙われたらそりゃ怖いけど、目撃者として名乗り出ても、出なくてもどっちみち殺されるんなら、名乗り出るほう選びますよね。

ラストまで目が離せなくてめっちゃ見入ったけど、最後の山崩れのシーンはどうなの?
山が崩れるほどの集中豪雨みたいなシーンもなく、いきなり崩れたからビックリ。

あの山にテホが殺害した遺体がたくさん埋められてて、それを視聴者に見せたいが為に山崩したんだと思うけど、もう少し繋げてくれないと何事かと思っちゃう^^;

結局、犯人が連続殺人鬼になったのは、自身の境遇から世間を恨んでたってことなのかな。

まぁ、韓国のサスペンス映画にしては若干評価は低めとなっていますが、トータルで考えれば十分楽しめる作品だと思いますよ!

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