ドラマ

ドラマ【きのう何食べた?】感想&評価・これは中年ゲイカップルによる飯テロや!!

ドラマ『きのう何食べた?』は、漫画家よしながふみによる原作を、実写化したものです。

漫画は全然読まないでの、この作品のことは全く知りませんでしたが、Netflixで配信開始されていたので、試しに観てみました!

主に、お料理がメインのドラマですけど、ゲイの人たちの葛藤もうまく描かれているのに、ストーリー自体は全然重くないし、1話が30分構成なのでサクッと見れるドラマだとおもいます。

西島秀俊と内野聖陽さんのラブシーンどころか、イチャイチャするシーンもほとんどないので、おっさんずラブみたいなのを期待して観ちゃうと少しガッカリするかもしれません。

とにかくドラマの中に出てくるお料理が全部美味しそうで、夜中に観る場合は飯テロになる可能性大なのでご注意ください(笑)

ドラマ【きのう何食べた?】あらすじ

几帳面で節約家の弁護士「筧史郎」シロさんと、人当たりのよい美容師だけどちょっと嫉妬深い「矢吹賢治」ケンジの日常生活を彼らの食生活をメインに、ゲイの人々が抱える葛藤や、親や周りへのカミングアウトの問題などと一緒に描いたドラマです。

1話

シロさんの日課は定時に仕事を終え、近所の安売りスーパーへ行くこと。男2人の食費を朝晩、月2万5千円に抑えようとしているカナリの節約家。
一方、ケンジは正反対のタイプ。コンビニで高いハーゲンダッツのアイスクリームを買ってきてシロさんに怒られる。

2話

シロさんが忘れたスマホに女の名前でメッセージが入る。
それを見たケンジは、シロさんが女性と浮気しているのではないかと心配して尾行する。
メッセージの相手は、激安スーパーで友達になった主婦の加代子(田中美佐子)だった。
シロさんが昔の彼女が経営するパン屋で食パンを買うことにもモヤモヤするケンジ。

3話

加代子の家におすそ分けを貰いに行ったシロさんだったが、加代子の旦那が連れてきたテニス仲間の小日向(山本耕史)と出会う。
小日向もゲイで同棲中のジルベール似の年下彼氏についての愚痴を聞かされる。
そんなとき、シロさんのお父さんが食道がんになったと母親から知らされる。

4話

シロさんは、3年半前のケンジとの出会いを思い返す。
シロさんの父親の手術が始まり、ケンジから預かっていたミニタオルを母親に渡すが、同棲中の彼氏ケンジからだと言い出すことができなかった。

5話

大晦日は実家に帰ってくるようにシロさんにお願いする母親。そんな母の愚痴をいうシロさんに対して、『表向きには息子がゲイだということを受け入れてくれているのにシロさんは贅沢だ』とケンジが珍しく怒る。
結局、シロさんは実家へ帰り、ケンジは大晦日の夜ひとりでサッポロ一番みそラーメンを堪能する。

6話

罪悪感を抱えながらも、しつこく誘ってくる小日向と2人きりで食事をするシロさん。
言い寄られているのかと勘違いしているところに、小日向のジルベールにの彼氏がやって来る。
司法修習生の教育係になったシロさんは、ここでも大きな勘違いをしてしまい落ち込む。

7話

シロさんとケンジは、2丁目のレストランで小日向&ジルベールとダブルデートをする。
そのとき、シロさんは3年半まえケンジが一目惚れで自分を好きになったこと知る。
帰りに雨に濡れて風邪を引いて寝込むシロの看病をケンジは楽しんでいた。

8話

ケンジの友人の年配ゲイカップルと4人、2丁目以外のレストランで食事をすることになったが、シロさんは居心地の悪さを感じていた。
帰りに、シロさんを怒らせてしまったことに気付いたケンジは、何度も謝るが我慢の限界だったシロさんはケンジを怒鳴りつけてしまう。

9話

ケンジのように、ゲイだということをオープンにできない自分にイライラするシロさんだったが、徐々に変わろうと努力をする。
ケンジの誕生日に、お揃いの指輪を買ってあげることにし2人でアクセサリーショップへ行く。
そんなある日、務める美容室の店長から浮気の相談をされるケンジ。

10話

生活保護を受けている絶縁関係の父親がいることや、母や姉のことをシロさんに話すケンジ。
そんなとき、ケンジはシロさんと小日向の関係を心配、嫉妬し『2人で絶対に合わないで』と泣き叫んで大爆発してしまう。

11話

シロさんは、今年の大晦日は彼氏のケンジを連れてくるように両親に言われるが、なかなかケンジに言い出せずにいた。
クリスマスの日、小日向と彼氏のジルベールが2人の家へやってきて食事をすることに。
ジルベールの一言がキッカケで、シロさんは今まで自分が親に対してどんな思いを抱いていたのか、すべて涙ながらに話し、大晦日は一緒に帰ろうとケンジに伝える。

12話

大晦日、シロさんはケンジを連れて実家へ変える。
どうしたらよいか分からないシロさんの両親とケンジ、気まずい空気が流れるが、シロさんの両親はどうしても気になることがあった。

【感想】これは中年ゲイカップルによる飯テロや!!

ドラマのメインは、中年ゲイカップルの食生活で、彼らの日常を覗いているような気分になります。
食事70%、ゲイに関して30%くらいでしょうか。

続きが見たくてしょうがないタイプのドラマではないけど、1日の終りにホッと一息ついたところで見たくなるような、ほんわかしたストーリーになっています。

食事のシーン

まず、シロさんが作る料理全部ヤバイです(笑)
男2人、食費月2万5千円で本当にこんなものが作れるのか!?と疑いたくなるほど、どれも豪華で美味しそうなメニューばかり。

第2話に出てきた、シロさんお手製のジャムなんてもう最高です。
作り方の説明もあるので、その気になればドラマと同じメニューを作ることもできますよ♪

第5話でケンジが大晦日に作ったインスタントラーメンも美味しそうです。
シロさんほど、料理は上手じゃないけど、あのラーメンすごくないですか!

色々な具材を入れて、味付けも足したらサッポロ一番みそラーメンがこんな豪華なやつになるんですね〜。これは、是非試してみたいです。

冷蔵庫の残り物でちゃちゃっと作ったきんぴらや、鮭と舞茸の炊き込みご飯も全部おいしそうでした。

びっくりしたのが、シロさんのレシピ本が発売されてるんですね(笑)

お家で、ドラマのあの場面に登場したお料理の再現ができます!

シロさんとケンジについて

45歳のシロさんと43歳のケンジ、おっさん同士だけどすっごく可愛かったです。

特に、ケンジのお姉っぽい喋り方や仕草がヤバイ(笑)

内野聖陽さんって普段はTHE男みたいな役ばっかりなのに、この演技には驚きました。

ゲイの方の雰囲気を出すために、勉強したんだろうなぁとおもいます。

シロさんは、細かくて怒りっぽかったり素直じゃなかったりするんだけど、本当はケンジのことをとても大切におもっているのが伝わってきて、可愛かったです。

そうそう、小日向を演じる山本耕史さんもカナリの濃いキャラで笑えますよ!

ゲイに関して

このドラマのもう一つのテーマが、同性愛に関してです。

主には、料理や食事のシーンが多いんですけど、しっかりとゲイの人達が抱える悩み、葛藤、周りとの付き合い方まで、きちんと描かれています。

異性の夫婦を羨む気持ちや、子供がいないから老後を心配する気持ち、親や周りにカミングアウトする怖さ、世間の目などが本当にリアルでした。

特に、印象的だったのが第11話でシロさんが言った、『自分がカミングアウトした時親はどんな気持ちだったんだろう。可哀想にとおもったのかな。』っていうシーンはすごく共感しました。

わたしも、失恋したときに泣きながら親にカミングアウトした経験があるので、あの時の親の気持ちってどうだったんだろうと今も時々考えることがあります。

そういう同性愛者にしか理解することが難しい気持ちや問題も、すごくよく描かれていると思いました。

日本は、海外ほど同性愛者を描いたドラマや映画があまりないので、こういう系のものをもっと制作してほしいなぁと個人的におもいます。

まとめ&評価72点(100点中)

料理がメインだけど、同性愛者が抱える悩みもリアルに描きながらも、クスッと笑える部分もあって、良い作品だなとおもいます。

1話30分という短さも、空いた時間にサクッと見れるので良いですね。

飯テロ系のドラマですけど、料理の参考にもなるので気になる方は是非!