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ネタバレ感想【白昼の誘拐劇】はジョークのような気持ち悪い実話を基に製作されたドキュメンタリー映画

映画 白昼の誘拐劇

今回は、2017年に公開されたドキュメンタリー映画「白昼の誘拐劇」を観た感想です!

ロリコン男に家族みんな洗脳され、娘を2回も誘拐された家族の物語ですが、生々しくて気持ち悪かったです。

誘拐された少女やその家族の証言を基に製作されたドキュメンタリー映画となっていて、真相を知って驚愕しました( ゚д゚)ハッ!

ちなみに、Netflixでも視聴できます!

映画【白昼の誘拐劇】あらすじ

1972年6月
3人の娘を持つ母親マリーアンは、聖歌隊で音楽の指導をしているときロバート一家と知り合う。

同じ年頃の子供たちがいたことから、すぐに仲良くなり家族ぐるみの付き合いが始まった。

ロバートはマリーアンの娘たち3人を可愛がっていたが、当時9歳だったジャンは彼にとって特別な存在だった。

次第にロバートは、ジャン目的で毎晩遊びにくるようになる。

ジャンに執着するロバートを見て心配する両親だったが、まさか友人である彼が小児性愛者であるなど考えもしなかった。

一方、どんな手を使ってでもジャンを自分の物にしたいロバートは、ジャンの両親の仲を引き裂く行動に出る。

母マリーアンは次第にロバートに惹かれていき、父であるボブはロバートとの同性愛行為に走ってしまう。

そして、1974年のある日、ロバートは乗馬へ行くとジャンを連れ出し、そのまま行方不明に。

娘が誘拐されたかもしれないと心配しつつも、友人であったロバートを信じたいジャンの両親は警察に通報することを躊躇。

5日後、両親が警察に通報しFBIが捜査に乗り出した頃には、ロバートはジャンを連れメキシコへ逃亡していた。

ロバートは、ジャンに宇宙人の話を聞かせ、16歳になるまでに子供を作らなければ家族に災いが降りかかると脅し洗脳、まだ12歳だったジャンと性行為を行った。

その後、メキシコで逮捕されたロバートだが、洗脳され家族を心配するジャンは警察にも家族にも真実を話そうとしない。

結局、ロバートは釈放され再びジャンに近づき始める。

一方の洗脳されてしまったジャンは、41歳のロバートを愛していると錯覚し、彼に会いたいと泣き叫ぶようになってしまう。

感想

アメリカの田舎町で少女が同じ男に2度誘拐された事件のドキュメンタリー映画です。

同じ男に2回も!?と、にわかに信じがたい話なんですけど事件の真相を知ってゾッとしました。

事件が起こったのは、1970年代。
現在では、犯罪を犯した小児性愛者に対しての処罰はカナリ厳しいですが、当時は法律も緩かったんですね。

だからこそ、2度も誘拐されてしまったんだと思うけど、この事件では被害に遭った娘だけでなく、その両親も男に洗脳されてしまうんです。

両親も洗脳されていると思いながら見ないと、両親のバカさ加減にイライラさせられると思う。

男は当時9歳だったジャンに目をつけ一家に近づくんですけど、男にも妻と同じ年頃の子供がいたことから、ジャンの両親もすぐに心を許してしまうんですね。

それにしても、自分の子供を放って毎晩ジャンと遊ぶために訪ねて来るって、この時点で普通じゃないけどね。

両親も男がジャンに執着している様子は気になっていたみたいだけど、自分たちの友人だからとそのままにしちゃうんですよ。

しかも、若干不信感を抱いている男に言われるがまま、ジャンを男と2人きりで乗馬に行かせ、そのまま誘拐されちゃうんだから・・・。

で、驚いたのが娘がいなくなって5日後に通報したという部分。

・・・・・え!?

いくら家族ぐるみでの付き合いがあるからって、普通すぐ通報するでしょーよ。もし事件じゃなかったら・・・って考えた両親にただ驚くわ。

この辺りでは、すでに両親も洗脳されていたから仕方ないんだけど、ハッキリ言って犯人のロリコン男と同じくらい両親も気持ち悪かったですね。

男はジャンを誘拐する前に両親の仲を引き裂こうとしてたんですが、その執拗さに恐怖さえ感じました。

ジャンの母親は男に魅了され浮気、父親のほうは男の自慰行為を手伝ったあと関係を持ったとか、一体どういうことよ!?って感じだったww

両親も男の人柄に好意を抱いていたから、そこに付け込まれ洗脳されちゃったわけだけど、これは予想外だったから驚きましたね。

こんなスキだらけの両親だから娘が誘拐されるのよ!と言いたいところですが、全ては男の計画通り、人を疑うことを知らなかった田舎者の両親はまんまと騙されてしまうんです。

結局ジャンはメキシコで発見されるんですけど、少女の洗脳に宇宙人のテープを用意し、自分も宇宙人に暴行されたような演技してるのはカナリ手が込んでるなと思った。

16歳までに子供を作らなければ家族が死んでしまうって話聞かされたら、小さい子供なら信じてしまうのかな。

たぶん、逮捕された時のことを想定してだと思うんだけど、処○膜を破らないために先っぽしか挿入しなかったとか生々しくて虫酸が走るほどキモかったです。

男の思惑通り、本当はイタズラされているにも関わらずジャンの身体から性的暴行を受けた痕跡が見つからなかったんですね。

男から洗脳されたジャンは、家族に災いが降りかかることを恐れ警察にも真実を告げることができず、その後ますます洗脳されてしまいます。

ここでまたビックリする出来事が起こるんですよ・・・

男の妻から夫との関係をバラすと脅されたジャンの母親は、まさかの告訴取り下げという暴走に走ってしまうんです。

子供の安全よりも保身に走るとは、マジでなんちゅー母親なん(●`ε´●)

案の定、釈放された男は再びジャンに近づき始め、彼女の寝室に忍び込んでは週に4回も彼女をおもちゃにしてたというのだから・・・。

洗脳されていようが、されてなかろうが、こんな無防備な両親いる!?

ジャンの母親と男の関係もその後しばらく続くんですけど、娘を誘拐した男とよくそういう関係になるよなぁ・・・。

洗脳されたジャンは、41歳の男とセッ○スを重ね、男を愛しているという錯覚に陥ってしまいます。

母親は、会いたいと泣き叫ぶジャンを男の元に連れていき、二人っきりで2週間過ごさせるんだから、正気の沙汰じゃないですよ。

同性行為に走った父親よりも、明らかに母親のほうが本当に普通じゃなかったですね。

そんなこんなしてる内に、今度は2度目の誘拐事件が発生してしまいます。

まぁ、こんなに隙だらけなら2度目の誘拐と聞いてもそれほど驚きませんでしたが^^;

その後、男は再び逮捕されますが、司法取引に応じたことから、たったの3ヶ月で出所・・・。

あとで分かったことですが、数年前にも子供をレ○プして1年服役してる前科者でした。

1970年代が小児性愛者が犯した犯罪に対し、どれほど刑罰が軽かったのかということがよく分かります。

ジャンが自分の物にならないと悟った男は、嫌がらせで父親が経営する花屋に放火。
結局、この出来事が家族が立ち直るきっかけとなります。

ジャンの洗脳が完全に解けたのは、彼女が16歳の誕生日を迎えた日でした。

16歳までに子供を作らなければ家族に災いが・・・と洗脳され続けていたわけですが、何も不幸が起こらなかったことで、自分が騙されていたことに気付いたんですね。

初めて誘拐されたのが12歳前後だから、4〜5年男に洗脳され、200回以上にわたり体の関係を持ってしまったというのだから、ホント少女が可哀想で仕方ない。

その後、ジャンの母親は本を出版、ジャン自身も講演会などで忙しく飛び回っていたようですが、その講演会場に再び男が現れ、関係者に暴行をはたらき逮捕。

男は刑務所送りになることを恐れ、その後自殺。

死んでくれても、彼女が受けた心と体の傷はなかなか癒えるものではないと思う。

今回、このドキュメンタリー映画を観て、小児性愛者そして洗脳の怖さを改めて感じました。

弱みを握られ洗脳され、信じがたい行為に走った両親も自分たちの愚かさを痛感してるんだろうな。

生々しい表現や、腹立たしいシーンなどもあるんですけど、絶対観て損しない作品なので、是非ご覧になってみてください。

特にお子さんがいる方は。