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映画【蟹工船】ネタバレ感想&評価・カニ缶はしばらく食べたくないと思わせる作品

映画「蟹工船」を観ました!

2009年公開の映画で小説が原作となっています。

正直、休憩を挟まないと観れないくらい退屈な映画でした。
予告映像はすごく面白そうだったんですけど、期待はずれ。

しかし、ストーリーには哲学的な要素も含まれているので、人生に悩んで背中を押してほしい人が見ると何かを感じるかもしれません。

映画【蟹工船】あらすじ

北海道の先、カムチャッカ沖でカニを捕り、船上で加工缶詰を作る蟹工船の博光丸。
そこで働く労働者は、監督・浅川(西島秀俊)の暴力と酷使に耐えながら、低賃金で重労働についていていた。
そんなある日、労働者たちは一斉蜂起するが、力及ばなかった。
しかし、労働者たちの心に火がつき、再び支配する者に立ち向かおうとする。引用:シネマトゥデイ

キャスト

監督 SABU

  • 松田龍平
  • 西島秀俊
  • 高良健吾
  • 新井浩文
  • 柄本時生
  • 木下隆行
  • 木本武宏
  • 三浦誠己
  • 皆川猿時
  • 谷村美月
  • 大杉漣
  • 森本レオ

映画【蟹工船】ネタバレ感想

2時間弱の映画だと休憩入れずに一気に観るんですけど、この映画は休憩なしでは観れませんでした。

生活苦で家族のために蟹工船に乗った男たちが、西島演じる監督から暴力を振るわれこき使われ続けるが、ある出来事がキッカケでもう一度立ち上がろうとするストーリー。

希望も何もなくあるのは苦しみのみの状況で、船員たちは集団自殺を試みます。
集団自殺は笑う場面ではないですが、若干コメディチックに描かれています。

この集団自殺くらいまでは、船内の緊迫感や絶望感なんかも合わさってけっこう面白かったんですけどね〜。

まず、台詞をボソボソ言うので音量をけっこう上げないと聞こえませんでした。
体力の限界にきている男たちを描いているので、わざと声を張らせないようにしたのかもしれないけど、聞き取りにくいとストーリーも入ってきません。

じゃがりこ食べながら観てたけど、じゃがりこのボリボリいう音に台詞がかき消されるので、仕方なくお菓子は諦めました(-.-;)

そして、ボソボソ話してたかと思うといきなり大声で叫びだしたり、油断してるとビックリ。

劣悪な環境下で働かされている様子は、すごくよく描かれているんですけど、単調なシーンが長く続くので観ていて飽きます。

松田龍平演じる新庄と、新井浩文演じる塩田が蟹工船から逃げ出し、敵国のロシア船に発見された辺りから、ストーリーは動き始めますが、それでも見入るほどではありませんでした。

ロシア船に乗り合わせていた中国人っぽい男からふたりは色々な助言を受け、そしてもう一度蟹工船へ戻る決意をします。

助言と言うのは、
「自分がどうなりたいかは自分次第」
「自分の頭で考え今どうすべきか行動に移す」
「辛い苦しいと文句言うだけじゃダメ」
「今を一生懸命生きる」

とか、全部哲学の本に書かれているような台詞ですが、新庄はその助言を蟹工船の仲間に話します。

もう一度自分たちのために立ち上がろうと一気団結した男たちは、要求事項と誓約書を書いた紙を持ち監督のもとへ。

そして拒否すればストライキを起こすと脅し、恐怖を感じた監督は渋々要求をのみます。

劣悪な労働環境からやっと解放されたと思っていたら、監督が中佐に連絡を入れたのか駆逐艦が戻ってきて、新庄は撃たれてあっけなく亡くなります。

行動を起こした結果がコレなのね・・・
まぁ、ラストはもう一度みんなで立ち上がろうとするんだと思いますが、ストーリーはそこで終了。

人生に行き詰まってる方へ向けて作られた映画でしょうか?
人生とは・・・みたいなストーリーは捉え方も人それぞれだと思うし、難しいですね。

それにもうひとつ。
新井浩文が不快でした。

新井浩文と言えば、最近世間を騒がせ逮捕されましたが、どうしてもそういう目で見てしまうので、正直気持ち悪かったです、特に目つきとか。

10年も前の映画なので仕方ないけど、被害者がいる事件なのでどうなのかなとおもいまいした。

Netflixも今この映画をわざわざ新着で上げる必要なんてないと思うんですけどね。

まとめ&評価35点(100点中)

ここまで劣悪で過酷な環境下で働く男たちを描いているのなら、ちょいちょい挟んでくるコメディっぽい部分はいらなかったかもしれませんね。

ダークな世界を描くなら、とことんダークにしたほうがもう少しストーリーに入れたような気がします。