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ネタバレ感想 Netflix【グンジャン・サクセナ 夢にはばたいて】は実話を基に製作された感動作で超おすすめ!

netflix グンジャン・サクセナ 夢にはばたいて

Netflix映画『グンジャン・サクセナ〜夢にはばたいて〜』の配信が8月12日(水)からスタート!

インドで初女性戦闘機パイロットとしてカルギル戦争で活躍し、その後のインド空軍内男女平等への道を切り開いた女性を描いた物語。

本作は、実在したグンジャン・サクセナという女性の実話に基づき製作された映画となっております。

インド映画にしては珍しく、めちゃくちゃ感動する物語でした!

Netflix映画【グンジャン・サクセナ〜夢にはばたいて〜】あらすじ

1984年、まだ幼かったグンジュは機内から見た空の景色に衝撃を受け、パイロットになる夢を抱く。

その気持は高校生になっても変わらず、大学進学を諦めパイロットになりたいと家族に打ち明けた。

母親と兄は大反対したが、父親だけはグンジュの夢を応援してくれた。
数年かけ、デリー航空学校へ合格するものの、授業料が高く入学を断念するしかなく落ち込むグンジュに、父親はある募集広告を手渡した。

それは、インドで初の空軍女性パイロット候補生の応募チラシだった。

空を飛びたいグンジュは、パイロットになる夢を諦め空軍に入隊することを決意。

厳しい入隊審査を経て、唯一合格したのはグンジュただひとり。
大喜びするグンジュと父親だったが、身体検査で体重オーバーに加え、身長が1cm足りないことが発覚し、不合格になってしまう。

再審査は2週間後だが、グンジュは酷く落ち込む。
そんな娘を励まし共にダイエットに励んだ父親のおかげもあり、2週間後の身体検査で見事合格する。

空軍基地初の女性士官となったグンジュ。
しかし、期待に胸を踊らせるグンジュを待ち受けていたのは、酷い女性差別だった。

キャスト

監督 シャラン・シャルマ

  • ジャンヴィ・カプール
  • パンカジ・トリパティ
  • アンガード・べーディー
  • ヴィニート・クマール
  • マーナヴ・ヴィジ
  • アイシャ・ラザ・ミシュラ

Netflix映画【グンジャン・サクセナ〜夢にはばたいて〜】ネタバレ感想&評価90点

 

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インドで初の女性戦闘機パイロットとなり、基地内での女性差別に屈することなく、99年のカルギル戦争で大活躍した女性の実話です。

控えめに言ってもすごく面白かったです!
正直、インド映画って微妙なのが多くて、観るか悩んだんですけど、これは観て大正解(^^)

最近観た映画の中で、間違いなくダントツ一番心に残ったし、めっちゃ感動できる物語でした。実話を基に製作されたということもあり、余計見入るものがありましたね。

ストーリーもテンポよく進むし、インド映画らしく挿入歌も賑やかww
何より、ストーリーの構成がしっかりとしてるのがGOODですね。

もし迷っているなら絶対観てください!
わたし、傑作品はゴリ押ししますww

パイロットになりたい!

まず映画の冒頭、幼い少女グンジュを大型機の操縦室に招き入れ、ちょっとだけ操縦させてあげたパイロット!

子供とは言え、一般人を操縦室に入れて大丈夫なのか・・・という疑問が頭をよぎりますが、それは置いといてww

幼少期ってちょっとした経験や体験が将来に繋がるんですね。
空を飛びたい!っていう少女の気持ちがすごく大きくて、大人になるまで全くブレなかったんだからホントすごいなーって思う。

合格した航空学校を授業料が払えないことを理由に断念するんだけど、そこから空軍に入って空飛んでやろう!っていう気持ちの切り替えがスゴイですよね。

いや、どんだけ空飛びたいのよ・・・って逆にそこ感心したわww

最高の父親!

この映画は、グンジュことグンジャン・サクセナが主人公なんだけど、父親なくして彼女の成功はなかったのではないかと思えるほど、父親の存在感がスゴイです。

娘の夢を応援し、常に一番の理解者であろうとする父の娘を想う姿勢に感動しました。
元はと言えば、空軍の応募チラシを娘に手渡したのも父親ですからね。

妻に怒鳴り散らされながらも、コソコソ娘を応援する姿が可愛い♥

グンジュが空軍の身体検査で8キロの体重オーバーと言われれば、落ち込む娘を励まし、早朝から一緒に運動したり、一緒に食事制限したり、こんなお父さん最高じゃないですか。

それに、お父さんのアドバイスがいつも的確なんですよね。

娘を空軍に入隊させるとき、妻や息子から責められるんですけど、後のシーンで生半可な気持ちで娘を空軍に送り出したのではないと分かるシーンがありました。

実力はあるのに空軍内で酷い女性差別を受け、落ち込んで実家へ戻ってくるシーン。
普通なら、娘があんな仕打ちを受け帰ってきたら、もう空軍なんか辞めちまえ!って言ってしまう親が多いと思うんですよ。

完全に挫折しかけた娘を、ああいう諭し方するってお父さんも相当な覚悟で送り出したんだろうなと思うとジーンとくるものがありましたね。

父が娘を想う気持ちと、娘が父を想う気持ちがすごくシッカリ描かれていて温かい気持ちになりました。

男女平等のために

現在、インド空軍には1,625人の女性士官が存在します。

グンジュが空軍に入隊した 90年代には、女性士官は彼女ただひとりだったわけですが、映画を観たら分かるように、カナリ陰湿なイジメを男たちから受けています。

男性社会だったから着替えも男たちと同じ更衣室、飛行訓練すらさせてもらえないなど、士官だけでなく上官からも酷い女性差別を受け続けたんですね。

なんか、やってることが女子中学生の陰湿なイジメみたいなんですよ。
軍の男たちが寄ってたかって一人の女性をここまで追い詰めるって、ホント酷い。

コテンパンに除け者にされる中で、ある上官の目に止まり、そこからメキメキと頭角を現すようになるんですけど、それが原因で差別は更に酷くなります。

あの腕相撲のシーンは見てて可哀想でしたね。

空軍を辞めようとする時、上官に発言しに行ったシーンが格好良かった!
「女が偉くなって男の威厳を失うのが怖いんだろ!」っていう台詞、本当その通り。

自分より実力があり、偉くなってあっという間に女に追い越されるのが怖かったんだろうね。ネチネチ寄ってたかって女性をイジメる暇があるなら、もっと訓練を積むなりしたらいいのにね、ホント女々しいわ。

散々嫌がらせを受けたグンジュですが、カルギル戦争の前線で大活躍、インド勝利に貢献したことがキッカケで、空軍内の女性に対する姿勢も変化して行ったようです。

グンジャン・サクセナ

 

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↑の投稿は映画と実在したグンジュを比較する写真ですね。

グンジャン・サクセナという人物に興味が湧いたので少し調べてみました!

99年当時、24歳だったグンジュは、カルギル戦争ではただひとりの女性ヘリコプターパイロットとして活躍。

人命救助や物資供給、偵察飛行など空軍のヘリコプターパイロットとして活躍し、7年後に引退。

その後、同じくインド空軍のパイロットであった男性と結婚し、2004年には一人娘が誕生した。

グンジュは、2004年に亡くなっています。

とても強い女性という印象を受けますが、すでに2004年にお亡くなりになられています。

99年当時24歳ということは、今も健在であれば45歳くらいでしょうか。
同年に一人娘を出産しているので、そのときに命を落としたのか、それとも闘病でもしていたのか、事故なのかわかりませんが、まだまだお若い年齢なので、とても残念に思いますね。

まとめ

自分をいじめ倒した上官を救助したあとの腕相撲のシーンは泣けました。

最近、ホント涙腺が弱くて困るーww

冗談抜きで、超良い作品なので、是非ご覧になってみてください。

見始めると即グンジュと父親に引き込まれると思いますよ(^^)