今回は、2018年公開の韓国ホラー映画『コンジアム』を観た感想です!
実在する廃病院で生配信をする若者たちが次々と襲われていく物語ですが、めちゃくちゃ怖いと有名な作品みたい!
って事で、さっそくドキドキしながら観てみましたw
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Contents
映画【コンジアム】あらすじ
動画サイトで「ホラータイムズ」という人気ホラーチャンネルを運営するハジュンは、仲間と共に一般参加者を募り、出ると噂されるコンジアム精神病院を訪れる。
コンジアム精神病院は、怖ろしい噂だけに留まらず、実際肝試しに出かけた若者数人が行方不明になっている曰く付きの心霊スポットだ。
402号室の扉を開けると死ぬと噂されていることに目を付けたホラータイムズは、100万回アクセスを稼ぐため「402号室の呪い」の封印を解こうとしていた。
降霊儀式を行い、順調にアクセスも伸びる中、怖ろしい現象が彼らを襲い始める。
そして、離れたところでテントを張るハジュンにも異変が起こっていた。
キャスト
監督 チョン・ボムシク
- ウイ・ハジュン
- オ・アヨン
- ムン・イェウォン
- パク・ソンフン
- イ・スンウク
- ユ・チェユン
- パク・チヒョン
韓国ホラー映画【コンジアム】について
韓国に実在する最強心霊スポットコンジアム精神病院を舞台にしたホラー映画です。
公開15日間で観客動員数256万を突破した韓国歴代ホラー2位の大ヒット作です、ちなみに1位は2003年公開の映画「簞笥」
なんと!コンジアム精神病院は2012年CNNが選出した「世界7代心霊スポット」にも選ばれています。
これは最強心霊スポットと言えそうですね。
怖すぎて最後まで観れなかった人が続出した映画のようなので、これは観るしかない!ってことで、雰囲気を出すため夜中に1人で観てみました(^^)v
コンジアム精神病院とは?
昆池岩(コンジアム)精神病院は、南雲神経精神科病院という名で1961年5月に開業。
1979年10月に原因不明の理由で患者の集団自殺が発生、その後院長の失踪などが原因で開業から18年後に閉鎖。
と映画内で紹介されています。
出回っている噂の一部↓
- 植民地時代に殺された軍兵が埋められており、遺体を隠すために建てられた。
- 精神病院というのは表向きで、60年代には国の拷問施設だった。
- 理由もなく患者が死んでいた。
- 院長も精神病になって自殺した。
- 多くの患者を収容していながら1人も生きて帰ってこなかった。
何か色々怖ろしい噂ばかりですが・・・ww
出典:Googleマップ
出典:Googleマップ
気になったのでGoogleマップで探してみました!赤いマークの部分にコンジアム精神病院があります。
建物の写真を載っけたかったんですけど、森のずっと奥なので見えないんですよね(泣)
出典:Gooleマップ
こちらは、ストリートビューから見た正面入口です。映画にも登場した白い門ですね。
このずっと奥に廃病院があるみたい・・・。
ちなみに、以前は大人気心霊スポットとして、年間約1000人もの人々が国内外から訪れていましたが、市の管轄となった現在は警備が厳重化されているため、建物に入ることは許可されていません。
もし侵入したのが見つかれば相当な額の罰金を支払うことになるので、面白半分で近づかないほうが良いですね。
撮影場所はコンジアム精神病院ではない
一見、廃病院内で撮影しているように見えるこちらの映画ですが、実は釜山にある廃墟の寄宿舎で撮影されています。
監督であるチョ・ボムシクは、撮影が中盤に差し掛かった頃、現場である寄宿舎もまた心霊スポットだということを知り、スタッフ、俳優共に一気に凍りついたんだとか。
てっきり廃病院で撮影しているのかと思いきや違うところで撮影していたみたい。
監督によると、映画とは言え撮影許可が下りなかったらしいです。
ほとんど俳優自身が撮影
本作は、POV方式の映画なので自分もその場にいるような感覚を楽しむことができます。
映画内では、登場人物たちが前後に写るカメラを首からぶら下げて撮影しているので、臨場感がハンパないんですよ。
この手の映画はカメラがぶれぶれで見辛いという欠点があるんですけど、本作に関してはカメラ酔いすることもなく普通に観れました。
6タイプ19台のカメラを使用して撮影、しかも13ヶ月もかけて編集しているということもあり、POV映画にしてはカナリ見やすい作品に仕上がっています。
韓国ホラー映画【コンジアム】ネタバレ感想&評価75点
まず正直な感想ですが、面白いけどそこまで怖くなかったですww
心霊スポットでカメラをぶら下げ、生配信するという設定はこの間観た台湾のホラー映画『呪われの橋』に似てました。

流れは、前半7人の顔合わせから始まり、中盤は廃病院でぷちパニック、終盤は大パニックって感じです。
ラスト35分くらいからお化けがちょろちょろ登場するんだけど、それまでが長いですね。
終始出そうな雰囲気があるから退屈はしないけど、中盤とかも幽霊登場させて欲しかった。
登場人物は男4人に女3人の計7名。
7人の中で一番偉そうな割に一番気が小さい男ジェユンがけっこう好き。
木に掛かったばぁちゃんが履くようなデカパン持って『・・・ここで一体何が?』って台詞吹いたww
こんなガチャガチャうるさい連中が来たら、そりゃ幽霊も怒るわ、うん。
自分が幽霊の立場なら、絶対生きて帰らさないもんね。けっこう中でめちゃくちゃするからマジでバチ当たるぞ!!って思いながら観てた。
で、肝心のストーリーですが、全然怖くなかったわけじゃないんですよ。例えば、スタッフと患者が写ってる集合写真とかめっちゃ不気味だったし、なぜか濡れたままの床も気持ち悪い。
幽霊が登場しなくても、雰囲気だけでゾクッとします。
最後まで観れなかった人たちって、たぶん幽霊が登場する前に退席しちゃったのかなと思うんですよね、あの雰囲気に我慢できなくて。
中盤辺りから、少しずつ幽霊の存在が見え隠れするようになるので、それに伴って登場人物たちもギャーギャーうるさくなります。
何というか、自分の顔を下寄りの正面から写しているカメラアングルがすごいのよ。
キレイなお嬢さんたちも、あのカメラにかかれば気の毒なお顔に・・・。
鼻の穴だけが妙に目立って、そこばっかり見てしまうわww
鼻毛の処理してないと恥ずかしくて、この映画には出演できなかっただろうね。
で、特に帰国子女であるシャーロットの演技と表情がインパクト大でした。
ある意味、どっちが幽霊か分からないくらいの恐怖に怯える表情をするので彼女見どころですよ。ただ一番ウルサイですけど。
やっぱり一番怖いなと感じたのが、シャーロットとジヒョンが建物を飛び出しテントに戻るシーンですよね。
いきなりカメラに写る黒目ギョロギョロの女怖いわっ!!!
あんなの目の前に現れたら、間違いなく失神するレベルよ本当。
で、テントに向かってるにも関わらず、何回も同じ道をループしてるのね。
目印は、木にぶら下げたばぁちゃんのデカパンなんだけど、気付いたら廃病院の中にいるという怖ろしい展開((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
他の4人もパニックに陥って配信を放って逃げようとするんだけど、ホラータイムズの隊長ハジュンが許さないわけですよ。
最初は好青年かと思ったけど、アクセス数稼ぎのために嘘ついて逆ギレして、ホント嫌な奴でした。
オチは、やっぱりと言うべきか、みんな殺されちゃうというありがちな感じ。
まぁ、アノ流れだと仕方ないのかな。幽霊が激おこだから逃してもらえるような雰囲気じゃないしねww
まぁまぁの不気味さや、ゾクッとする感じはあるけど、期待したほどではなかったです。
比べるのもアレだけど、私的には『ほん怖』のほうが怖くて1人で観れないけどなぁ^^;
それにしても、コンジアム精神病院の院長ですが、引っ越しただけっていう噂もあるみたいだから、実際幽霊が出るのかは謎のまま。
まぁ、どっちにしてもこういう場所に面白半分で近づいたらダメって事ですね。