Netflix映画「恐怖のアンソロジー」の配信が1月1日(水)からスタートしました!
本作は、4人の映画監督によって制作されたインドのホラー映画で2時間25分の中に、4話の異なったストーリーが含まれています。
気味悪さはあっても、正直どれも怖くなかったです^^;
Netflix映画【恐怖のアンソロジー】簡単なあらすじ
1話
訪問看護を行うサミーラは、友人の代理で老婆の家を訪れる。
サミーラは、自力では動くことのできない老婆の世話を終え眠りについた。
しかし、夜中に何かが這うような音で目が覚める。
すぐに老婆の部屋を見に行くと、閉めたはずのドアが開いていた。
そして、息子アルマーンが家の中で隠れていると老婆は言った。
翌日の夜も同じ音で目が覚めたサミーラは、キッチンで怖ろしい光景を目にする。
2話
ネハは、甥のアンシュを毎日夜まで預かり可愛がっていた。
ある日、ネハの妊娠が発覚し、アンシュは赤ちゃんにネハを取られるのではないかと不安に感じるようになる。
アンシュはネハの絵を描き、赤ちゃんがいるお腹を塗りつぶした。
直後、ネハが酷い腹痛に襲われ、アンシュは何度も同じ行動を繰り返す。
そして、ネハは流産してしまい・・・
3話
夜、仕事である村にやってきた男は、道に迷う。
辺りを見渡しても街灯ひとつない草むらだったが、そこでヘルメットを被った少年に出会う。
何かから逃れている様子の少年が気になり付いて行くと、そこにはもうひとり少女がいた。
子供たちは、男に「少女のパパにみんな食べられちゃった」と話す。
信じがたい話に呆れた男が部屋を出ようとすると、ドアの外で猛獣のようなうめき声が響き渡った。
翌日、逃げようとした男はゾンビ化した村人たちを見つけてしまい・・・
4話
お見合いをした男女は意気投合し、4ヶ月後に挙式をあげた。
しかし、夫となった男とその家族は20年前に亡くなった祖母と交信をしているようだった。
気味悪さを感じた妻は、夫に新居で暮らすことを提案するが、夫は祖母に伺いを立てなければいけなかった。
我慢の限界だった妻は、住み込みで働く家政婦に夫の祖母について尋ねた。
家政婦の話によると、夫が子供の頃誤って老婆を突き飛ばしてしまい、全身骨折の大怪我を負わせていたことが発覚する。
Netflix映画【恐怖のアンソロジー】ネタバレ感想&評価42点
4話ともホラー映画なので、「死」が関係していますが幽霊とかの怖さではなかったです。
第1話は、訪問看護で訪れた看護師の女性と、老婆のお話です。
ストーリーの流れからして、老婆の息子アルマーンが幽霊なのかと思いきや、幽霊だったのは老婆の方だったんですね。
5日前に食料を持って訪れるはずの息子が来なかったせいで、老婆は空腹に絶えきれずベッドから這ってキッチンまで行こうとし、そこで亡くなってしまったのです。
いわゆる孤独死がテーマの物語です。
ホラーというより悲しくなるストーリーでした(T_T)
第2話は、大好きな叔母さんを赤ちゃんに奪われたくない男の子が何かヤッちゃった物語です。
4話ある中で、この2話目が意味不明で一番薄気味悪かったかもしれません^^;
主人公の女性は、子供の頃鳥の巣にあった卵を触って割ってしまった過去、そして流産の経験があります。
大人になった現在も屋根裏で鳥の巣を守り育てていたのですが、妊娠を知りヤキモチを焼いた甥っ子が呪いか何かをかけたのか、女性が鳥のようになってしまいます(笑)
本当、イキナリ意味不明の展開になるので観ているほうが驚きます( ゚д゚)ハッ!
女性が見た夢とか、全てがグロくて気持ちが悪い!!!
ナプキンに流れ出てしまった胎児が乗っかってるシーンは、さすがにリアルすぎて引きました。
結局、最後は女性が鳥の姿になり男の子は「これで叔母さんは僕だけのものだね」って微笑んで終わりという気持ち悪いストーリでした。
第3話は、道に迷った男がゾンビに追いかけられる物語です。
この3話目が一番B級映画っぽくて「カメラを止めるな!」という映画を思い出しました^^;
安っぽい演技をするゾンビ役の俳優さんとか(笑)

道に迷った男が、子供ふたりと出会いゾンビ?から逃げるストーリーですけど、ゾンビのリーダー的な男は毛むくじゃらの猛獣みたいな姿をしていて、一体自分は何の映画を観ているんだろうか・・・と疑問に思いながら観ました。
結局、意識を失った男が目を覚ますとゾンビはおらず、通りかかった車に救助されます。
男の夢だったのかな?と思いきや、車に乗っている人たち皆さっきまでゾンビだった人なんですね。
なるほど〜、こういう展開か・・・と思ったところで終了。
あとは、想像にお任せします!って感じの安定の終わり方でした(笑)
第4話は、キ○ガイ家族に巻き込まれた可哀想な花嫁の物語です。
夫を含め家族全員が亡くなったお婆ちゃんに執着しています。
とくに、夫となる男がめちゃくちゃ気持ち悪かったです。
英語吹き替えにして観たのがいけなかったのか、夫の台詞すべてが気持ち悪かったです^^;
孫に突き飛ばされたお婆ちゃんは、全身骨折しうつ病までも発症してしまいます。
結局最後は、家政婦にお願いして殺してもらったのかな。
花嫁は、夫をお婆ちゃんの亡霊から離そうとしたことで、夫を含めた家族全員から恨まれてしまいます。
お婆ちゃんのとき同様、家政婦が花嫁の朝食に毒をまぜ殺し、花嫁はあの世でついに夫のお婆ちゃんに初対面するというオチでした。
こんな気持ち悪い男と結婚したばっかりに、酷い目に遭って殺されるなんて・・・
よく知らない相手と結婚したらろくな事ないわ!!と改めて思ったストーリーでした。
怖さはほとんどなかったけど、所々薄気味悪さを感じる映画だったとおもいます。
日本やハリウッドの映画とは、また違ったタイプのホラー映画なので物珍しくて意外と最後まで観れましたよ!