2008年から2013年にかけてAMCチャンネルで放送され、その後大人気ドラマとなったブレイキング・バッド
今回、ドラマの続編となる映画『エルカミーノ:ブレイキング・バッドTHE MOVIE』が10月11日(金)からNetflixで配信開始されました。
映画エルカミーノは、ウォルターの元生徒で、麻薬ビジネスのパートナーだったジェシー・ピンクマンが監禁場所から逃げ出したその後を描いたストーリーとなっています。
映画の主な内容は、ジェシーが監禁されていた時のことを回想するシーンと、脱走後自由を手にするために戦うシーン。
ウォルター・ホワイトは、ジェシーの回想シーンに少し登場します。
ブレイキングバット映画【エルカミーノ】あらすじ・ネタバレ
物語は、ラストシーズンの16話、ジェシーが監禁場所から脱出したあとから始まります。
エルカミーノに乗って逃げるジェシーと入れ替わるように、警察が現場へ向かっていた。
行く宛のないジェシーは、昔の悪友スキニーとバッジャーを訪ねる。
誰だか分からないくらい風貌が変わってしまったジェシーを見て驚くふたりだったが、ジェシーは車を隠させてほしいと頼み、一晩ここで過ごすことにした。
その頃、ギャング乱射事件が大ニュースになっており、容疑者はジェシーだった。
翌朝、目を覚ましたジェシーは、監禁のトラウマから自分がまだ監禁されていると錯覚し、ふたりに銃を向ける。
落ち着きを取り戻したジェシーは、エルカミーノを処分しょうと昔の知り合いジョーに頼むが、発信装置が作動してしまい断られる。
スキニーのアイデアで、スキニーの車をバッシャーが国境付近で乗り捨て、ジェシーはバッシャーの愛車を、そしてスキニーは昔から欲しかったエルカミーノをもらうことになった。
警察が踏み込んできたとき、車を交換して出ていったと言えるからだ。
逃げる途中、スキニーの家へ向かうものすごい数の警察車両とすれ違ったが、見つかることなく、監禁中に連れてこられたトッドの家へあるものを探しにやってきた。
ここへ来た理由は、トッドの隠し金があるからだ。
一晩中、家中を引っ掻き回し、やっと冷蔵庫のドアに隠された大金を見つけるが、そこに警察の格好をした2人組が入って来る。
ひとりを人質に取るジェシーだったが、警察だと思い込み逃げられないと悟ったジェシーは観念して銃を捨てる。
しかし、彼らは警察などではなくキャンディ溶接工のチンピラだった。
それに気付いたジェシーは、今自分を撃ち殺すと俺と同じ運命が待っているぞと脅し、結局隠し金は3当分することに。
その後、ベストクオリティー掃除機という店へやってきたジェシーは、昔麻薬ビジネスで関わったことのある店主の男に仕事を依頼するが、1800ドル足らず仕事を請け負ってもらえなかった。
金は必ず揃えると約束したジェシーは、両親へ電話、自首を促す両親に自分を迎えにきてほしいとおびき出し、家へ忍び込む。
両親が隠している銃と、キャンディ溶接工の住所が書かれている電話帳を奪い、金を取り返しに行くジェシー。
1800ドルさえ貰えればすぐにココを出ていき、二度と戻ってこないというジェシーに対し男は、ジェシーが両親の家から持ってきた22口径の銃と、自分が持っている45口径の銃で勝負をしようと言い出す。
もう一丁銃を隠し持っていたジェシーは、男2人を撃ち殺し、お金を奪ったあと溶接場を爆破してその場を逃げた。
合計12万5千ドルすべて用意できたジェシーは、もう一度掃除機屋の男に仕事を依頼し、アラスカへ連れてきてもらう。
新しい名前、新しい社会保険番号を用意してもらい、アラスカで人生をやり直すためだった。
映画【エルカミーノ】感想
まず、私の感想を読んだ読者の方1名からご批判メールを頂きました。
私がエルカミーノを観て思ったこと、そして感じたことを自分のブログ内でのみ、正直に書いているのですが、もしウザイと思われる方は、ブログを閉じていただけると幸いです。

予告で見て、ジェシーが監禁場所から脱出したあとのことを描いているのは知っていたけど、本当に脱出直後のことなんですね。
脱出後、逃走しながらどこかに行き着き、苦戦しながらも必死に生きようとしているジェシーが見えるのかと思ったら全く違った。
そもそも、ラストシーズンの最終話直後の話なら、もっと早い段階で公開していてもよかったのでは?とおもいます。
ラストシーズンであるシーズン5が終わったのって6年前ですよね。
わたしがブレイキング・バッドを見終わったのも2014年のことなので、あれから5年経過していて、正直細かな部分までどんな内容だったか思い出せませんでした。
6年経過して、ラストシーズン最終話直後のはなしって・・・
一応予習のつもりでシーズン5は、ちょっとだけ見直したけど、掃除機屋の男とかキャンディ溶接工の男のことも最後まで思い出せませんでした。
それに、シーズン5から6年も経過しているせいで、トッドなんて誰かわからないくらい激太りしてるし、他の役者も老けたし、”ラストシーズン直後の話”という部分にカナリ無理があるとおもう。
ジェシーは指名手配されて顔写真も大々的にニュースに出ているのに、本土ではないとはいえ、人生再出発する場所がアラスカっていうのも違和感を感じました。
いくら新しい名前とか社会保険番号もらっても、すぐにバレると思いますし。
それなら、あの脱出から2〜3年後の話として描いたほうがよかったと個人的に思いますけどね。
ココっていう見所が薄くて、見終わったあともなんかスカッとしなかったです。
わざわざ今更、映画版にする必要あります?
まとめ&評価33点(100点中)
ブレイキング・バッドのドラマが最高に良かったから期待しすぎちゃいました。
傑作映画やドラマの続編って失敗作が多いとおもいます。
前作が良すぎると、どうしても期待しすぎてしまうので難しいですね。