Netflix映画【エル・カミーノ クリスマス】は、2017年公開の映画です。
ブレイキングバッドの続編映画『エルカミーノ』とは何の関係もありませんが、中身が薄いという部分では共通しているかもしれません。

こちらの映画は、田舎を訪れた青年が薬物の密売容疑をかけられ、悪徳保安官代理から追われ酒店で立てこもり事件を起こしてしまうストーリーです。
ジェシカ・アルバは可愛いけど、それ以外特に印象に残るものはないです。
Netflix映画【エル・カミーノ クリスマス】ネタバレあらすじ
エリックは、15年前に父から届いた手紙の住所を頼りに、会ったこともない父親を探しにエル・カミーノへやって来た。
手紙の住所にあったアパートを訪ねるが、すでに父親は引っ越したあとで現在はチャールズという男が住んでいた。
チャールズは、酒をおごってくれれば前の住人のことを教えてやるとエリックに言い、しぶしぶ2人でバーへ行くことに。
その途中、チャールズはエリックの車の中で葉っぱを使った。
チャールズとは、バーで別れたがホテルに戻ると悪徳保安官らがエリックを待ち伏せしていた。
車の中には、チャールズの葉っぱが残っており、違法薬物所持で逮捕され保安官から殴る蹴るの暴行を受ける。
翌朝、別の保安官がエリックを逃したが、途中でカールという極悪保安官に見つかり追いかけられ、ヴィンセンテの酒店へ逃げ込んだ。
店内には、店主やアルバイトの女性と子供、そしてチャールズがいた。
極悪保安官カールが発砲したことで、元退役軍人のチャールズが自分の銃で応戦し、武器すら持っていなかったエリックだったが、人質立てこもり事件に巻き込まれてしまう・・・
キャスト
監督 デヴィッド・E・タルバート
- ルーク・グライムス
- ジェシカ・アルバ
- ティム・アレン
- ダックス・シェパード
- ヴィンセント・ドノフリオ
- カートウッド・スミス
- ミッシェル・マイレット
Netflix映画【エル・カミーノ クリスマス】感想
前半35分間は、ダラダラ話が進み、後半50分くらいから人質立てこもり事件っぽくなります。
1時間30分、最後まで観るのが辛いわけではないけど、特別面白さもない映画です。
息子と父がクリスマスイブに初対面するストーリーに、悪徳保安官や人質立てこもり事件、銃撃戦を付け足したような内容。
ジェシカ・アルバは好きだけど、ジェシカ演じるベスというリポーターの存在もとても微妙でした。
まず、展開が簡単に想像できるくらい単純なストーリになっています。
エリックとチャールズが親子なんだろうなってのも、早い段階で気付きました^^;
エリックと酒店でアルバイトをする女性ケイトと、自閉症ぎみの息子セスが心を通わすようになるのも見え見えの展開ですね。
まぁ、田舎の保安官をここまでバカみたいに描くのは面白かったけど、それにしてもエリックに対する態度は酷いです。
ホステルでカードが使えなかったこと、ホステルのトイレが詰まったから洗浄剤を購入したこと、車の中に葉っぱがあったこと、それらのせいでエリックは覚せい剤の密売容疑で逮捕されるんだから怖いですよね。
エリックもトイレが詰まったんなら洗浄剤なんか買わずにフロントに電話しなさいよ!ってツッコミたくなりますが(笑)
最後は、初めて会った息子をかばうためにチャールズが悪者になり、店の外に出たところで警官らに打たれ死亡するというオチです。
父と息子の感動的な初対面というよりかは、おバカな警察の失態を描いているのかと思うほど警察が本当にクズ過ぎます。
最終的には、FBIも来たし、ジェシカ演じるベスが全米中に生中継したので、警官の失態は暴かれると思いますけど。
唯一、この映画でうれしかったのは、警官らに間違って4発撃たれた酒店の店主ヴィンセンテが生きてたことです。
良い人だったけど、銃撃戦に巻き込まれ撃たれ、その後ずっと前屈みになったまま動かなかったので、死んだのかとおもったら生きてたんですね!
全体的にストーリーのテンポが遅いので、観ていてちょっとしんどかったです。
まとめ&評価42点(100点中)
ストーリーは薄っぺらく、B級映画って感じです。
クリスマス映画が好きな方や、ジェシカ・アルバのファンの方なら楽しめるかもしれません。
といっても、クリスマスシーンもジェシカの出番もめちゃくちゃ少ないんですけどね(笑)