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Netflix【猫イジメに断固NO!虐待動画の犯人を追え】あらすじ感想・すごい展開に唖然!

Netflix「猫イジメに断固NO!虐待動画の犯人を追え」の配信が12月18日(水)からスタートしました!

この作品は、猫を虐待する動画にショックを受けた動物愛好家たちが、フェイスブック上でグループを作り犯人捜しをしていくドキュメンタリー番組。

犯人捜しの番組だと思って観ていたら、その後事件は北米やフランス・ドイツを巻き込んだ猟奇的殺人事件へと変わっていきビックリしました( ゚д゚)ハッ!

猫を虐待するシーンなどはハッキリ映っていませんが、少しの映像と連想させるような音があるため、そういうのが我慢できない方は観ないほうが良いかもしれません。

 Netflixドキュメンタリー【猫イジメに断固NO!虐待動画の犯人を追え】あらすじ

ラスベガスのカジノ店で働くディアナは、ある動画を発見する。

リンクを開いてみると、そこには可愛らしい子猫2匹と若い男が映っていた。

初めは普通の動画のように見えたが、その後男が子猫を圧縮袋に入れ窒息死させる様子が映し出される。

ディアナを含め、その動画を観た視聴者の怒りに火が付き、フェイスブック上で犯人捜しをするグループが結成された。

動画内には人物を特定できるようなものは何も映っていなかったが、ディアナも仲間のジョンもあの男を警察に差し出したい一心で、毎日ネット上で手がかりを探し続けた。

そんなある日、今度は子猫を大きな蛇に食べさせる動画と、猫を風呂場で溺死させる動画が投稿される。

この頃になると、犯人捜しのメンバーは世界中で1万人を超えていた。

ディアナとジョンは、犯人の部屋で一瞬映った掃除機に目をつけ調べてみると、北米でのみ販売されているものだった。

徐々に犯人に近づいていく手応えを感じた2人だったが、犯人の男がディアナが働くカジノ店を調べ上げていた事が発覚し、ディアナは恐怖に震え上がる。

しかし、動物虐待をする男を許せないディアナが犯人捜しを止めることはなかった。

ある日、ジョンの元に犯人は「ルカ・マグノッタ」だというメールが送られてくる。

すぐさま、ふたりはインターネットを使いルカを調べてみると、モデルの仕事をしている男だと判明。

ネット上には、ルカのファンと思われる女の子たちが作ったファンサイトがいくつもあり、動画サイトには、ルカがインタビューを受ける様子や、オーディションの様子なども残されていた。

ディアナは、どうしてもこの男が猫を虐待するように見えなかったが、グループ内の人物が、写真の合成や加工に気付く。

ディアナは、ルカを取材したことのある記者に話を聞いた。

カナダで数年前に起こった子供連続殺人事件の容疑者の妻と、ルカが恋人関係にあるという噂が当時流れ、自分は無関係だと主張するためにカメラの前に現れたのだった。

しかし、グループのメンバーの調べで全てがルカのでっち上げだったことが判明する。

ディアナとジョンは、ルカが映った写真からついにアパートの住所を特定し、警察に通報するも、すでに引っ越したあとだった。

そして、ジョンの元にあるリンクが送られてくる。

そこに映し出されたのは、ベッドに縛られた男性がアイスピックで滅多刺しにされる様子だった。

その後、殺された男性はバラバラにされ、犯人の男は切断した手足を保守党と自由党の事務所に送りつけるという異常性を見せる。

猫虐待の男ルカ・マグノッタは猟奇的殺人者として国際指名手配された。

Netflix【猫イジメに断固NO!虐待動画の犯人を追え】ネタバレ感想

この作品は、動物虐待を繰り返す男を追うメンバーのディアナやジョン、事件の様子や警察のインタビューを交えたドキュメンタリー番組です。

犯人について

犯人の「ルカ・マグノッタ」という男は、カナリのナルシストで世間から注目されたい、追いかけられたいという願望を持っていた。

幼い頃ゲイということでイジメられ、その後家に引きこもり映画ばかりを観て過ごすようになる。

その後、カナダのモントリオールに単身で引っ越しモデルや俳優になるためにオーディションを受けるも、見事に不合格。

そして、生計を立てるために男娼の仕事を始めるが、世間から注目されたいという気持ちが消えることはなかった。

事件を起こす数年前から、男娼の時の顧客マニーという男に付きまとわれていると周囲に話すようになる。

実際、その頃ニューヨークまで行き弁護士事務所を訪れ、相談もしているが後にマニーはルカが作り上げた架空人物だったことが発覚する。

感想など

観てみようと思ったキッカケは、単に動物虐待する男ってどんなク○野郎なんだろう?って興味が湧いたから。

最初は、ディアナやジョンたちの素人捜査から始まるんですけど、その後の展開がスゴイことになっていき、ご飯食べるのも忘れて思わず見入ってしまいました。

まず思うのは、ディアナやジョンたちメンバーの犯人を特定しようとする執念の凄さ!

動物虐待の動画を目にすることがあったとしても、どれくらいの人がここまで行動を起こすことができるでしょうか。

特にディアナですが、犯人に身元を特定されたかもしれない恐怖の中でも、行動を止めなかったのは動物を守りたい気持ちと、犯人がこれから起こそうとしていることの予測がついたからだとおもいます。

動物虐待をする人間はその後、殺人を犯す可能性が高いという統計結果があるようですが、見事に大当たりの事件でした。

犯人のルカは、猫を虐待してまでも世間から注目されたいという異常な願望がありました。

思惑通り、ネット上で大騒ぎとなりますが、それに満足できず次は知り合ったばかりの中国人男性を家へ招き、アイスピックで滅多刺しにし、その様子をネットに流します。

それだけに留まらず、切断遺体の一部を党本部へ送りつけるとかカナリの異常性がうかがえると思います。

ルカは、国際指名手配されたあと、すぐにパリへ逃走。

モントリオールの警察がすぐにパリへ連絡を入れ、30〜40人の警官が空港で待機していたにも関わらずなぜか逃げられます。

結局逮捕された場所は、ドイツ・ベルリンの小さなネットカフェでした。

逮捕後の取り調べで、マニーに脅され猫を虐待し男性を殺害したと供述しますが、マニーがいた証拠はどこにもなし。

それどころか、驚きの事実が明らかに( ゚д゚)ハッ!

ディアナとジョンは、ルカが使用した偽名を調べた結果、それが92年の映画「氷の微笑」に登場するシャロン・ストーン演じる「キャサリン・トラメル」だと判明。

「氷の微笑」は、ポスターを使い母親にキーホルダーを作ってあげるくらいルカの大好きな映画でした。

映画の中のキャサリンもルカと同様に男性との行為中に馬乗りになり、男の手をベッドに縛りあげ、その後アイスピックでめった刺しにし殺害しています。

ルカが記者に送ったメッセージには、キャサリンの台詞がそのまま使われており、更に驚いたのがキャサリンの暴力的な元カレの名前がマニーだったということです。

ルカは、事件を起こす何年も前から自分に暴力を振るうマニーを作り上げ、弁護士事務所に相談記録を残し、レイプされたと警察へ駆け込み弁明を用意していたのです。

ルカは、大好きな映画「氷の微笑」のキャサリン・トラメルを自分に見立てて、事件を起こしていたってことですね。

あの動画は、大好きな映画へのオマージュだったのです。

このドキュメンタリーが終わったあと、「氷の微笑」のキャサリンが取り調べを受けているシーンを少し観たんですけど、ルカの仕草がソックリなんですよね〜。

まるで自分が映画の主人公になった気でいたのかな。

そして、何が何でも注目されたいっていう気持ちが異常なほど強いです。

結局、ルカのファンが作ったと思われたファンサイトも自身で制作しコメントを残していたし、殺人鬼の元妻との噂も注目を浴びるためにルカ自身が流したデマでした。

こんな形で終わったけど、これがルカが欲しかった名声なのでしょうか。

ルカ・マグノッタという男に興味が湧き、ユーチューブで検索したら沢山のインタビューやオーディションの動画が残されていました。

パッと見た感じどこにでもいそうなゲイの男の子って感じですが、目の奥に何か不気味さを感じます。

そして、素人目から見ても分かるくらいモデルや俳優としてのオーラは全く感じられませんね。

幼い頃のイジメが原因でこんな歪んだ人格になってしまったのか、それとも男娼時代に狂ったのか、母親が原因なのか分かりませんが、こういう人間が一般人に紛れて普通に生活していたかと思うとゾッとします。

ルカ・マグノッタには、2014年カナダで終身刑という判決が下りました。

日本では、ほとんど話題にならなかった事件ですが北米やヨーロッパでは大きく取り上げられた事件なので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。