Netflixオリジナルドラマ【デイブレイク-世界が終わったその先で-】の配信が10月24日(木)から始まりました。
予告で見て子供向けっぽかったので、観ようか悩んでいたんですけど結論からいうと面白かったです!
ストーリーにグイグイ引き込まれたので、徹夜して2日間で観終わりました(笑)
複雑なストーリーのドラマに疲れている方にオススメです!
Contents
Netflix【デイブレイク-世界が終わったその先で-】簡単なあらすじ
主人公のジョシュは、母親に連れられてカナダからLAへ引っ越してきた。
転校先では馴染むことができず、同級生にいじめられていた。
しかし、誰もが憧れる学校のマドンナ的存在サムと出会い、付き合い始めることになる。
そんなある日、生物兵器を積んだ核爆弾が投下され、終末を迎える。
ほとんどの大人は亡くなり、生き残ったのは子供だけだったが、廃墟の街となったLAは荒れ果てていた。
リーダーのターボを筆頭に、運動部に入っていた生徒のみ結成されているたちの悪い集団グループや、子供を食べるバロン・トライアンフなどが街を占拠していた。
ジョシュは、離ればなれになった最愛の人サムを探すために旅にでるが、かつてのイジメっ子で今は改心したウェスリーや、10才の女の子アンジェリカ、ウザい男イーライと仲間になり、モールを拠点にサムを探すことに。
モールには、かつての生物学の教師だったクランブもいた。
爆弾投下の影響で人間ではない何かに変わってしまっていたが、完全に理性を失っていなかったため、ジョシュやアンジェリカの強い助っ人となる。
サムを探しながら、どんどん仲間を増やしていったジョシュだったが、ターボはそんなジョシュの殺害を企てていた。
ターボがジョシュを殺したい理由はただひとつ”嫉妬”だった。
ターボとウェスリーは、爆弾が投下される前両思いだったが、嫉妬深いターボはウェスリーと仲良くするジョシュが許せなかった。
しかし、ジョシュの本当の敵はターボではなかった。
子供を食べるラスボス的存在、バロン・トライアンフは学校の校長だったのだ。
そして彼も、人間ではない何かに変わってしまっていた。
ターボはバロン(校長)にリーダーの座を奪われ、ゴミ同然に捨てられた。
いざこざがあったジョシュとターボだったが、最後は仲直りをし、仲間を引き連れ校長を倒しにアジトに向かったが、新たな核爆弾が投下される寸前だった・・・。
キャスト
コリン・フォード(Colin Ford)
アリヴィア・アリン・リンド(Alyvia alyn lind)
ソフィー・シムネット(Sophie Simnett)
オースティン・クルート(Austin Crute)
コディ・キアスリー(Cody Kearsley)
ジャンテ・ゴッドロック(Jeante Godlock)
グレゴリー・カシアン(Greg Kasyan)
クリスタ・ロドリゲス(Krysta Rodriguez)
Netflix【デイブレイク-世界が終わったその先で-】ネタバレ感想
予告映像からも分かるように、完全にティーン向けに作られたドラマかなとおもいます。
けっこう幼稚な作りだと思ったので、第1話の段階では途中で何度か観るの止めようと思いました。
でも、なんか見れば観るほど面白くなってきて、2話位ではけっこう必死で観てました(笑)
ティーン向けに作られているからか、ストーリーも全く複雑じゃなくゴチャゴチャしてないので、何も考えずにボーッと観ていられます。
物語は、ジョシュの回想やキャラクターが、カメラに向かって語りかけながら進んでいきます。
最初は幼稚だとおもった演出も、慣れれば面白くなってきたし、文字の演出もクスって笑えます。
そして、魅了された理由のひとつが、子どもたちが着ている服とか雰囲気です。
昔の映画ですが、マッドマックスを思い出させるようなこの格好。
どこか懐かしく、かと言ってマッドマックスほどのギャングたちの怖さやシリアス感は描かれていません。
拷問も出産とかのグロい映像を見せて相手を痛めつけたり、毒は1ヶ月続く下剤だったり(笑)
グーリーって呼ばれているゾンビたちもいますが、ウォーキング・デッドみたいにそこはメインではないです。
物語のメインはあくまでも、”ジョシュが廃墟となったLAで最愛の人サムを探す”ところにあるので、ジョシュは口を開けばサムサム言いますが、私は個人的にジョシュはあまり好きではなかったです。
鬱陶しいほどサムサム言って一途さをアピールしてくるくせに、ちょっと仲良くなった中国系の女の子KJとちゃっかりそういう関係になってるし。
KJとヤッた後に、サムがモニターに映っているだのゴチャゴチャ言いはじめて、KJも怒らせてしまうけど、なんで怒っているのかわからなくて「僕なんかした?」って。
KJを傷つけたことにすら気づかないし、爆弾が投下される前にジョシュとサムが別れることになった状況も酷かったです。
サムが処女だと勝手に思い込んでいたジョシュは、自分が初めての相手ではなかったことに動揺して、その後ものすっごい酷い言葉をサムに投げかけますよねー。
いくらお父さんが亡くなった直後だからって、愛する人に『アバズレ!』なんて言います?(笑)
私がサムの立場なら絶対に許しませんね(●`ε´●)
それに、他の子たちのキャラが濃いせいか、ジョシュの主人公としてのキャラが薄かったように感じましたね。
わたしが、このドラマで一番好きだったのがアンジェリカと魔女みたいになったクランブル先生の友情です。
ジョシュに破門にされたアンジェリカを、クランブル先生があの姿で自転車に乗って探しに行くシーンは本当に可愛かったです。
ラストもクランブル先生が皆を助けるために核爆弾と共に残る場面は、ウルッてきました。
アンジェリカを含め、みんなが爆発したほうを見て『クランブル先生(T_T)』って雰囲気になっているのに、皆が眺める方向を見て『何見てるの?』って・・・
死んでなかったんかい!ってツッコミ入れそうになりました。
あんな姿になっても優しいクランブル先生のキャラが大好きだったので、本当に嬉しかったです。
ラスボスの校長も倒し、核爆弾もどこか遠いところで爆破させ、ジョシュはサムを見つけたし全て丸く収まるのかと思いきや、予想外のラストでしたね!
まさかのサムがリーダーになるっていう・・・
ジョシュは、核爆弾が最初に投下されてから6ヶ月間サムを探し回っていたけど、サムにとってジョシュはもう昔の男だったってことかなぁ。
別れ際に酷いことも言われたし、KJとヤッたのも知っちゃったし。
まぁ、サムはジョシュが扱えるほど簡単な女の子ではなかったのでしょう。
サムがリーダーになったあとのシーズン2とかあるのかな?
子供向けだったけど、けっこう面白かったのでシーズン2が配信されると嬉しいなとおもいます。
まとめ&評価73点(100点中)
1話約45分、10話まであるのでちょっと長くて躊躇するかもしれないですが、見始めるとストーリーとか面白い演出にグイグイ引き込まれますよ!
最近疲れてて難しいこと考えたくないって方にオススメです。