Netflix

ネタバレ感想 Netflix【運命の12人】は観ると止まらなくなる法廷ドラマで面白すぎる!

netflix 運命の12人

Netflixドラマ『運命の12人』の配信が7月10日(金)からスタート!

18年前の親友殺しと、幼い我が子の殺人容疑をかけたらた1人の女性。
陪審員に選ばれた12人の葛藤と裁判の様子を描いた法廷ドラマです。

お試しで1話だけ観たら意外と面白くて、全10話一気観してしまいました。

特に、法廷ドラマが好きな方におすすめです。

Netflixドラマ【運命の12人】あらすじ

学校で校長を務めるフリー・パルマース。
フリーが妊娠中、夫であったステファンが浮気し離婚。
その後、ステファンは浮気相手でフリーの元同僚マルゴーと再婚した。

妊娠中、ステファンに捨てられ情緒不安定になったことを理由に、娘ローズの全親権を彼らに奪われてしまったフリー。
フリーは、娘の親権を奪ったステファンたちが許せず、嫌がらせを繰り返していた。

そんなある日、家に押し入った何者かにローズがクビを切られ、感染症を起こして亡くなってしまう。フリーを疑ったステファンは、警察に通報。

フリーは、娘ローズの殺害だけでなく、18年前に起こった親友ブレヒテの殺人容疑までかけられ、逮捕されてしまう。
幼い我が子と、親友の殺人容疑をかけられたフリーの裁判は大きく注目された。

そんな彼女の裁判で陪審員に選ばれた12人。
彼らは、それぞれの人生の苦悩を抱えつつ、世紀の裁判に挑もうとしていた。

キャスト

監督 ウォーター・ボーヴェン

  • マーイケ・ノイヴィル
  • シャーロット・デ・ブリュイヌ
  • トム・フェルメール
  • ミーケ・デ・グローテ
  • ヨハン・ヘルデンベルグ
  • ズーズー・ベン・チカ
  • ペーター・ゴリセン
  • ピート・デ・プライテレ

登場人物

フリー
幼い娘ローズと、親友だったブレヒテの殺人容疑をかけられた女。
情緒不安定でキレやすく、独占欲が強い傾向にある。

ステファン
フリーの元夫で、18年前に殺害されたブレヒテの元カレ。現在は、浮気相手だったマルゴーと再婚。ナルシストで教え子にまで手を出そうとしていたキモ男。

ブレヒテ
18年前の大晦日、何者かに殺害される。ステファンと付き合いながら、大学教授とも浮気をしていた。遺体からは、6週間目の胎児も発見された。

マルゴー
フリーからステファンを奪った女。フリーの元同僚で音楽教師。

マルク
18年前に殺害されたブレヒテの父親。動物権利団体ビーストのメンバーで農家とトラブルを抱えている。農家のファネストという男が犯人だと信じてやまない。裁判中、娘の親友だったフリーを庇い続ける。

スパーク
フリーの弁護士。的を得た質問で怪しい証人を追及する。長いひげが特徴。

エリアン
ステファンから聞いた証言を鵜呑みにし、フリーを刑務所送りにしてやろうと躍起になる女刑事。

ヘドウィ匕
フリーの裁判担当の女検察官。エリアンと結託して、なんとしてもフリーの有罪を勝ち取ろうとする。

主な陪審員メンバー

デルフィン
3人の子供を持つ女性。病的に嫉妬深い夫から精神的虐待を受け続けている。

ノエル
裁判や陪審員の情報を記者にリークする男。デルフィンと子供たちを助けてやる優しい一面も。

アルノルト
ぽっちゃり系のおじさん。孤独で人生にウンザリしている。

ホリー
陪審員長に選ばれた若い女性。強盗殺人の被害にあった家の娘。身元を偽っていたことがばれて大事になる。

ユーリ
父の会社を受け継いだ男。会社の不法滞在者が転落して死亡、逮捕されることを恐れ、兄と遺体を橋の上に運ぶ。ホリーと付き合い始める。

カール
反抗期の娘に手をやく父親。自閉症疑いのある娘を検査させるべきか葛藤する。

Netflixドラマ【運命の12人】ネタバレ感想&評価90点

2件の殺人容疑をかけられた女性の裁判を描いた法廷ドラマ。

まず、先に言っておきますけど、ネタバレを知りたくない方はこれ以上読まないで!一応、警告です(笑)

どこを取っても暗い雰囲気しかないドラマなんですけど、控えめに言っても、めちゃくちゃ面白かったです。
法廷ドラマって難しいのが多いじゃないですか。

だから普段はあまり観ないし、今回もお試しで1話だけのつもりだったんですけど、観始めたら先が知りたくて止まりませんでした。

物語は、裁判の様子と陪審員が抱える苦悩や葛藤を半々くらいで描かれています。
1話約45分、10話で構成されています。

過去を回想しながら裁判が進んで行くんですけど、ひとつだけ文句言うとしたら、登場人物の名前がややこしくて誰が誰なのか戸惑ってしまうところかな。

日本人には聞き馴染みのない名前ばかりだし、それに加え、裁判中のシーンでもファーストネームとラストネームがゴチャゴチャ混じってるので、ホント2〜3話くらいまでは誰の話をしているのか分からないんですよ。

特に↓の3人は、裁判中名字と名前がバラバラで出てくるので、要注意かも(笑)

フリー・パルマース(殺人容疑をかけられた女)
ステファン・デ=ムンク(元夫)
ブレヒテ・フィンデボーゲル(18年前殺された女)

誰が犯人なのか分からない雰囲気が最高に面白かったです。

殺人容疑をかけられている主人公フリーですが、ちゃんとした証拠がなくて、憶測だけで裁判にかけられているので、本当にヤッタのか分からないし、10話のラストまでめっちゃ引っ張ります(笑)

「え?結局犯人ダレ?こういう終わり方勘弁!」って思った矢先のあのオチですから、良い意味でカンペキ騙されたなと・・・。

判決を下す陪審員や裁判官などもそうですが、意見が2つに別れるんですよね。
有罪か無罪か、もし無罪なら真犯人がいるわけで、誰に一番の動機があるのかとかね。

10話のラストまで真実が分からないので、あれこれ考察するのが好きな方は絶対楽しめるドラマでしょう。

それに、陪審員も一癖も二癖もある連中ばかりなので、彼らが抱える苦悩を覗き見するのも面白かったですよ。

あー、なんか今回ネタバレ書きたくないんですよね。
絶対、何も知らずに観たほうが面白いから、あえてネタバレは一番下に書きますね(笑)

ブレヒテ殺人事件

2000年の大晦日、フリーの親友ブレヒテが行方不明に。
その1週間後、水死体となって発見されるが、首には家畜銃で撃たれた痕跡があった。

事件当時、ブレヒテの父親とトラブルになっていた農家の男ファネストが第一容疑者として浮上するが、確たる証拠がなくて事件は迷宮入り。

しかし、18年後離婚したフリーからストーキング被害を受けていた元夫ステファンが警察に、犯人はフリーだと話したことで事態は一変。
もう一度捜査を開始した警察は、ブレヒテの死因は絞殺であったことに気付き、名前が上がったフリーを第一容疑者として逮捕した。

18年前のブレヒテ殺人事件で動機がありそうなのが、主人公フリー、当時付き合っていたステファン、不仲だった父親マルク、それにマルクとトラブルになっていた農家の男ファネストの4人に絞られました。

ここでは、ブレヒテが身につけていた行方不明のネックレスが鍵となります。

動機はそれぞれこんな感じ↓

フリーは、ステファンに恋していたからブレヒテが邪魔だった?

ステファンは、ブレヒテが大学教授と浮気し妊娠したことで逆上した?

父親のマルクは、娘がステファンと交際することに反対、不仲だった?

ファネストは、マルクに対する嫌がらせで娘を殺害した?

回想シーンと共に、それぞれの動機が見え隠れします。

娘ローズ殺人事件

2016年12月深夜、ステファンとマルゴーに引き取られた幼いローズが、ガラスを割って押し入った何者かに首を切られ死亡する。

首の傷は比較的浅く、直接的な死因は感染症によるものだった。

この事件で動機がありそうなのが、母親フリー、父親ステファン、継母のマルゴー、そしてマルゴーの母親ルトガルド。

ここでは、行方不明になっている黒い手袋が鍵となります。

動機はそれぞれこんな感じ↓

フリーは、独占欲が強く娘を独り占めしたかったから?

ステファンは、フリーを刑務所送りにするため娘の首を切った?(ステファンは5年間医学を学んでいるので、死なない程度に浅く切ることも可能)

マルゴーは、前妻の子供なんて本当はいらなかったから?

ルトガルドは、娘マルゴーの幸せを一番に願ったから?

娘ローズの殺害に関しては、母親であるフリーよりも、ステファンやマルゴーたちのほうが怪しかったかなー。特に、マルゴーの母親ルトガルドですかね。

ルトガルドは、ファネストと交際してるんだけど、ファネストの姪で児童相談所で働くビッキーに、フリーの悪評価を頼んで、それが原因でフリーは全親権をステファンに奪われちゃうんですよ。

娘マルゴーのことを想っての行動なんだろうけど、陰でコソコソしてるからマジでイラつきました。

ドキドキの判決は?

裁判では、検察側が終身刑を求めます。
12人の陪審員のうち、8人以上が有罪を出さなければ有罪にはなりません。

逆に、6対6なら無罪に。
7対5の場合は、裁判官も投票に加わります。

18年前のブレヒテ殺人では、懲役30年の有罪判決、娘ローズの殺人には無罪判決が下りました。

18年前の殺人事件で有罪になった物証は、ホームビデオに3時間映ってなかったという理由のみでした。
わざわざ、18年も前の事件を掘り起こして、大した証拠もないのに懲役30年の有罪判決ってクッソ怖ろしいわ。

ハッキリ言ってフリーよりも、ステファンのほうが怪しいんですよ。
浮気に逆上したって方がすんなり収まるし、元妻のフリーを相当嫌ってるから、刑務所送りにするため、娘の首を軽く切ったりしそうだしね。

こんな重罪きせられフリーがマジで可哀想過ぎるわ(泣)

事件の真相・ネタバレ注意!

懲役30年の判決にうなだれるフリー。

そんな彼女に申し訳なく思ったのか、弁護士のスパークは、陪審員の中に情報をリークした者がいたことで、審理無効を申し立てようとします。

フリーはスパークに、娘が大事にしていた絵本を持ってきてほしいとお願いします。

スパークは、絵本を手に取り中を開くと、そこには手袋とネックレスが・・・・

結局、お前が犯人だったんかい!!!

最後の最後まで引っ張ってこれですよ、まったく。純粋にフリーの無罪を信じてたのに、彼女にまんまと騙されちゃいました。

結局のところ、親友を殺害したのは、やっぱり嫉妬が原因?
ステファンを好きになって、ブレヒテが邪魔になったのかな。

娘のローズに関しては、自分を裏切ったステファンと再婚相手のマルゴーに奪われたくなかったってのが一番の理由だろうね。

もしかしたら、ローズを殺すつもりなかったのかもしれないけど、だからって我が子を傷つけるって・・・
やっぱり、フリーはステファンが恐れたように、キ○ガイ女だったってことか。

まとめ

すっごい暗くて堅っ苦しいドラマですが、一回観始めると止まらないし、視聴者に「もしかして?」って思わせるストーリー展開は最高でした。

法廷ドラマが好きなら間違いなく楽しめるけど、そうでない方も絶対楽しめる作品だと思います。

ゴリ押しでオススメする作品ってあまりないんですけど、このドラマは本当に面白かったので、今週末にでも是非(^^)