「ブッシュウィック-武装都市-」は、国内で2018年に公開された映画です。
謎の武装集団に襲われ、内戦状態に陥ったニューヨークの郊外を描いたサバイバル系のストーリー。
長回しで撮影しているので、臨場感は味わえますが、登場人物もストーリーも全体的に中途半端で、もろB級映画って感じの作品でした。
映画【ブッシュウィック-武装都市-】簡単なあらすじ
大学院生のルーシーは、祖母の家に寄るためボーイフレンドのホセと最寄りの地下鉄に降り立つ。
しかし、駅は無人で閑散としていた。
不思議に感じるふたりの前に、突然炎に包まれた男が駆け込んで来た。
地上では、ヘリコプターが飛び銃の音が鳴り響いている。
ホセは、様子を見るために地上に上がったところで爆死、突然目の前でホセを殺されたルーシーは助けを求めて街中を走り回るが、見慣れた街は戦場と化していた。
そこでルーシーは、兵士が住人を殺害している様子を目撃する。
兵士たちから逃げるために立ち寄った場所で、二人組の男に捕まり強姦されそうになるものの、突然男が現れ、ルーシーは助けられる。
そして、街を脱出するために男と行動を共にするようになるが・・・
キャスト
監督 ジョナサン・マイロット、キャリー・マーニオン
- デイヴ・バウティスタ
- ブリタニー・スノウ
- アンジェリック・ザンブラーナ
- ジェレミー・ハリス
- マイラ・ルクレシア・テイラー
- アレックス・ブロー
- アルトゥーロ・カストロ
映画【ブッシュウィック-武装都市-】ネタバレ感想&評価44点
U-NEXT の新着で面白そうな映画を発見(^O^)
「地下鉄を降りると、そこは戦場だった・・・」という謳い文句に誘われて観てみたんですけど、最初はすっごく面白いのに後半は失速ぎみでもう少しでウトウトするところでしたzzz
舞台は、ニューヨーク・ブルックリンのブッシュウィックという地区。
地下鉄を降り、地上に出ると街が戦場と化している。という発想はすごく面白いですよね。
特に、主人公のルーシーと彼氏のホセが電車を降りた辺りから、駅構内が閑散としていて不気味でした。
そこへ、火だるまになった男が駆け下りてきて、地上に様子を見に行ったホセはそのまま爆死、焼け焦げた状態でルーシーの元へ飛ばされ戻ってきます。
びっくりするようなシーンに思わず目が釘付けになります(・∀・)
でも、映画を見終わって今思うのは、冒頭からの数分が面白さのピークだったかもしれません(笑)
その後は、ルーシーとスチュープ、そして妹が加わって街から脱出しようとするシーンが永遠と繰り返されるのみ。
カメラワークのおかげもあり、最初は臨場感があってハラハラしたけど、ルーシーたちは基本ほぼ逃げるのみなので飽きますね^^;
武装集団の正体は、テキサスを含む6〜7州がアメリカ合衆国から脱退しようとして、独立国家を作るために送られた部隊だったとおもいます。
ニューヨークに関しては、ブルックリン・ブッシュウィックの閉鎖のみの予定でしたが、銃の不法所持をしていた住人が想定よりもに多く、反撃されたことで攻撃命令が出されたのでした。
この映画って、アメリカの銃社会を皮肉ってるのかなーとも感じられます。
ルーシーを助けてくれていたスチュープは、コインランドリーのトイレに隠れていた女に撃たれて呆気なく亡くなります。
結局、ルーシーも目的地の手前で撃たれて死んじゃうんですけど、終わり方がもう少し何とかならなかったのかなーと。
映像の撮り方は、自分もその場にいるような感覚が味わえて良かったんですけど、登場人物とストーリーがダメでしたね。
自己中なルーシー、ハチャメチャでラリってる妹、自殺する神父さんにギャング一家とか・・・。
唯一、格好良かったのがルーシーを助けたスチュープなんですけど、呆気なく殺されるし、ここまで来たんだから生かせてあげてよ(笑)
観れない映画ではないけど、観終わったあと「ん?あれ?」ってなると思います。
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